小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市内にある全てのみどりの広場に出かけようと始めたみどりの広場巡りの11ヶ所目は府川にある久所みどりの広場に出かけた。今まで小田原市内の150ヵ所近くの公園やみどりの広場に出かけたが、今回探索に出かけた久所みどりの広場は発見するのに一番苦労した。小田原市府川の久所みどりの広場は近くにランドマークとなるようなものが無いが、大まかには小田原フラワーガーデン北側の丘陵地に所在している。広場の周辺は写真のような細い作業道が続いている山の中。なかなか目的の広場が見つからずに30分ほど自転車を押しながら右往左往した。細い作業道を何度往復してもみどりの広場は見つからず。小田原市のホームページに記載の地図をスマホで検索して、マップ機能と見比べながら所在地へ。地図のマーカーは写真右側の落ち葉だらけの作業道の先を示している。落ち葉だらけの作業道を5mほど進むと、雑草だらけの場所に到着。地図のマーカーが示していた場所だがみどりの広場は見当たらない。市のホームページによると久所みどりの広場の敷地面積は約1300平方メートルと市内にあるみどりの広場の中では中規模。とりあえず何かこの場所がわかるヒントになりそうなものを探すため藪の中へ。敷地の境界は雑草や藪に覆われて判然としないが、作業道側の端にはネットと木製の支柱が残っている。また敷地の中央部分には朽ちたベンチが一つぽつんと置かれていて、なんとも寂しさを感じる眺め。人家から離れた場所なので心細さを感じる雰囲気。帰宅後に空中写真のアーカイブを確認したところ1980年台の前半は砂地の広場だったようで、綺麗に整地された久所みどりの広場らしき場所が確認出来た。その後、どのような経緯で荒れ放題の広場になってしまったのか不思議だが、なんとも印象に残る広場だった。
【広場データ】
・所在地:小田原市府川578番地ほか
・敷地面積:1300平方メートル
・遊具:無
・ベンチ:×1だが使用不可
・水場:無
・トイレ:無


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )