小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市内にある全ての天然記念物を巡ってみようと始めた天然記念物巡りの2ヶ所目は前回の続きで真福寺のタブノキへ。前回紹介した天然記念物のイトヒバは本堂脇にあったが、タブノキは本堂裏にあったので移動距離は20mほどだった。早川にある真福寺には小田原市指定の天然記念物が二つあり、今回紹介するタブノキは本堂裏手の墓地の片隅にあった。写真がわかりづらいが一番左側の木がタブノキ。タブノキの近くには小田原市教育委員会が設置した案内看板が立っている。記載内容によると樹高は約25mで市内最大級の古木とのこと。根元周囲は約6.5mあって結構な太さ。タブノキについて調べようと色々と検索したところ国内最大のタブノキは千葉県に根元周囲が10mを超える大木があるようだ。根元から樹上を見上げるとうねるような幹と繁茂した葉が黒々として結構迫力がある。周囲が墓地なので訪れる時間帯や天気によっては不気味に感じてしまうかもしれない。真福寺のタブノキは墓地を覆うような枝張りが見事で天然記念物らしい佇まい。これからも堂々とした姿のまま長く残ってほしい。

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