小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



2015年6月の小田原は最終日に不穏な事件や箱根方面の噴火警戒レベルの引き上げなど、なんとも後味の悪い月となってしまった。平年並みに梅雨入りしたが、週末に雨に降られることが少なくて、個人的には色々と出かけることが出来てまずまずの一ヶ月だった。 6月1日、午前中の小田原駅東口。5月25日から始まった新規商業ビル建設現場の鉄骨の組み立ては1週間ほどでかなり進んだ。おそらくこれから先半世紀近く小田原駅前の顔となるビルになることだろう。まだ完成もしていないが、今建設しているビルが老朽化して取り壊される頃には小田原はどのようになっているのか。そんなことを考えながら2015年の6月は始まった。 6月4日、午前中のおしゃれ横町。6月に入り仮設通路が通行再開となった。建設中のビルの上階まで鉄骨が組みあがりまもなくおしゃれ横町からラスカが見えなくなる。 6月5日、午前中の小田原フラワーガーデン。バラの時季に見頃だったアリウム・グローブマスターは茶色に枯れている。ドライフラワーが並んでいるようでなかなかユニークな眺めだった。 6月5日、水之尾の栗畑。真っ白な花が満開となった栗畑。細長い花が、あのイガイガになるのが不思議だ。 6月7日、午前中の扇町一丁目地内。大聖院の門前に大きな銀杏があったが枝打ちされていた。小田原市内の銀杏スポットは年々減っていく。 6月8日、夕暮れ時の小田原駅東口。数時間前に梅雨入り。今年も鬱陶しい季節が始まった。 6月13日、夕方の風祭地内。鈴廣の観光バス駐車場奥では本社ビルの建設工事が行われている。かなり躯体工事が進んでいた。 6月17日、南町の報徳博物館。前日に博物館前の二本の松が伐採されてずいぶんとすっきりしていた。酒匂から小八幡にかけての国道沿いも年々松の木が伐採されて東海道の面影が無くなっている。 6月21日、午前中の曽我梅林。熟した梅が木の下に転がって甘い匂いを放っていた。梅の収穫が終わると毛虫が大量発生するとの話を聞いたが毛虫の写真は撮らないでおこう。 6月22日、午前中の小田原郵便局。改修工事のためか足場の設置が始まっていた。小田原郵便局はおそらく築40年以上はあったように記憶している。 6月25日、午前中のお城通り。建設中の駐車場施設ゾーンのお城通り側は鉄骨の組み合てが終わりシートで覆われていた。シートで覆われただけで鉄骨よりは結構存在感があるように見える。完成する頃には、電線が地中化されポケットパークが整備されるのでずいぶんと景観が変わることだろう。 6月27日、スクランブル交差点近くからの夕景。梅雨時なのに燃えるような綺麗な夕焼けとなった。何か不吉な前兆でなければ良いのだが。 6月30日、昼過ぎの小田原城址公園本丸広場。小田原城は7月から耐震改修工事のため来年4月まで閉館となる。小田原の観光にどのような影響が出るのだろう。
箱根の火山活動など色々と懸念することが出てきた7月だが、どのような夏の風景が見れることだろう。

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