我が家の庭先に「酔芙蓉(すいふよう)」が元気にこんもりと葉を茂らせている。植えてから2年目を迎える。
夏になれば花を着ける。朝は純白だが、午後には、まるで酒に酔ったように頬を赤く染める。夕方には落花して果てる。
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芙蓉の花はアオイ科の落葉低木。東アジア暖地が原産。九州や沖縄地方に自生している。高さ1~2m。夏から秋にかけて淡紅色または白い色の、やや大型の一日花を開く。気品のある柔らかな花だ。
樹皮は製紙に用いられる。「きはちす」とも「木(もく)芙蓉」ともいう。季語は秋。
芙蓉はもともと池に咲く蓮の華の別称。
美人の譬え。(そういえば美人の風貌をしている)
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毛虫がある日わわわっと遣って来てあっというまに葉っぱを食べ尽くしてしまうから、急いで慌てて、殺虫剤を噴霧してやらないといけない。