四季優彩 Annex

身近な自然を中心とした写真ブログです!

開かずの踏切

2006年07月26日 23時56分02秒 | ニュース

先週、私が毎日利用している東武東上線で悲しい事故が起こりました。

事故があったのは北池袋駅の池袋寄りにある歩行者専用踏切で、この踏切をくぐった母娘が電車にはねられて母親が亡くなり、娘が頭の骨を折る大怪我をしました。

現場は東武東上線とJR埼京線が平行して走る場所で、ピーク時には1時間のうち40分以上が遮断機の下りた状態だそうです。事故が起きた午前9時半頃も電車が頻繁に通過する状況だったようです。

首都圏の鉄道も高架化が進んで最近では踏切の無い路線も多くなってきていますが、東武東上線は相変わらず地面を走っているので踏切が多く、長時間遮断機が下りてしまうことが多いのです。

私の使っている駅でも、今でこそ朝だけ使える臨時改札口が出来たおかげで、踏切を渡らずに済んでいますが、以前は最短距離で駅まで行くには踏切を渡らなくてはならなかったので、危ないとは思いつつ良く遮断機をくぐっていました。今思うと恐ろしいことですが、これが日常化していて、この踏切を渡る多くの人が遮断機をくぐっていましたので、このような事故がいつ起きてもおかしくない状況だったと思います。

この行為は大変危険なことだったと思いますし、今回の事故でも本当にお気の毒ですが、渡った方にも問題があったと思います。しかし、開かずの踏切を放置している鉄道会社にも問題があると思います。

路線の高架化が理想ですが、陸橋や地下道を設置するなど、開かずの踏切対策に乗り出して欲しいものです。利用者へのサービスも大切ですが、直接鉄道を利用しない沿線住民への配慮も必要だと思います。

コメント (2)
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