先日、山梨へ桃の花を見に行ったときに、わざわざ茅野まで足を運んで、いつも行っている「よもぎ庵」で蕎麦を食べようと楽しみにしていたのですが、「よもぎ庵」があるはずの駅前の店の店名が違う屋号に変わっておりました。
おそるおそる入ってみると、全く違う蕎麦屋になっており、味もごく普通の蕎麦が出てきました。会計の際に店員さんに聞いたところ、前の店主は12月に店を閉めたとのこと・・・。
20年近く通っていた大好きな蕎麦屋だったのに・・・。
もう、コシの強いあの蕎麦が食べられないのかと思うと、とてもショックでした。
そんな訳で美味しい蕎麦に飢えており、水上へ行く際にネット探していたところ、一軒の蕎麦屋に巡り会いました。
その蕎麦屋は水上の街中から猿ヶ京温泉方面の少し離れたところにあり、「ひ乃き」と言う蕎麦屋です。
ちょうど、昼時で評判の蕎麦屋でしたので店内はほぼ満席でしたが、運良く1つだけテーブルが空いており、席に着くことが出来ました。
ちょっと不愛想なおばさんがお茶を運んできて、早速、注文・・・。舞茸天もりそばを注文しました。
海苔があると蕎麦本来の風味が楽しめないと言うことで、いわゆる「ざるそば」は存在しません。店主の自信と拘りを感じます。
待つこと十数分、少し細めの美味しそうな蕎麦やってきました。
先ずはつゆに浸けずにそのまま一口・・・。蕎麦の風味が口に広がります。
蕎麦本来の旨味、甘味があり、とても美味しかったです。
つゆもカツオだしが効いた美味しいつゆで当然ですが、つゆに浸けても美味しいです。
細い蕎麦なので伸びないうちに掻きこみました。
そして、次は舞茸の天ぷらを一口・・・。
舞茸の天ぷらも絶品です。さくさくの衣の中にジューシーな舞茸が・・・。いつも食べているスーパーの舞茸とはレベルが違います。
また新蕎麦の時期に是非味わって見たくなりました。