引き続き、日曜日(22日)の赤塚植物園の万葉薬用園です。
ゲンノショウコの花がたくさん咲いています。
花に混ざってカールした部位が・・・。
種子の残骸です。
ゲンノショウコの種子(果実)は最初はこんな風になっています。
棒状の付け根の部分に種がありますが、種子の乾燥が進むと棒状の部分が反り返りその反動で種を遠くへ飛ばすのです。
この種子の残骸を神輿に例えてミコシグサとも呼ばれるそうです。
続いてはカラタチの実です。
漢字で書くと「唐橘」と書くように8世紀ごろに中国より持ち込まれたミカン科(橘)の樹木です。
ご覧の様に鋭い棘があり、古くより生垣として植えられました。
果実は生食では食べいようですが、果実酒や乾燥させて生薬として使われるそうです。