まだ、東京まで通っていた頃は、大きくカーブする帰りの坂道をバイクを走らせながら、
まん丸い月を見つけたときはいつも<朧月夜>を歌っていました。
そして、月は<おかえり~>と答えてくれているようで、ほっとしたものです。
昨夕、寝室の窓より見つけた月でした。
<わ~、きれい!!カメラ、カメラ!!>と大きなひとり言です。
でも、くっきりとはいきませんでした。
今朝、リビングのスクリーンをあげたとき、ちょうどいつも富士山が見える
方向の空高くに月が見えました。 また、カメラ、カメラ...でした。
退職してからもう八年になりますが、冬の空の月の輝きには何回も見とれては
いろいろ来し方の想いにふけったことはありますが、
おかえりバイク以来かしらと思うほど、夕べは下の公園まで月を追って
出かけてきましたが、木々の間や家屋の間からでしか...でした。
もう少し空気がひんやりする初冬からは寝室の窓のカーテンを開けていると
天空高く輝いている月の姿がベッドの中から眺められるのですが、
現実に戻って、今日も暑い一日になりそうですが、久し振りの友人の上京に
暑くても東京まで出かけます。4人集まりますから、
レストランでは会話の声にはお互い注意しながら...です。