昨夕からのあやしい雲の流れは夜には雨を誘い、かなり強く降って
いました。今朝のベランダはガラス窓近くまでしっとり濡れていましたが、
窓ガラスに吹きつけることはなかったようです。
このごろは早寝が身についてきたのか、秋の夜長を楽しむ風情はなく、
ひたすら寝ての早起きになってきています。
今朝、収穫したベランダ育ちのピーマンです。 種類が書いてあった札は
いつのまにかなくなっていますので、わかりませんが、
先日、<チンジャオロウスウ>のときに使ってみましたら、
肉厚で市場で売られているような品種とは違うのかな?と、思いました。
まだ、育ち盛りが10個以上ついています。
今になって思えば<ごめんなさい>と<よかった~>の繰り返しです。
あの猛暑のなか、いっこうに育たず、今にも暑さ負けして溶けてなくなりそうな
姿に耐えられず、朝陽のベランダに運んだり、日影をつくったりとしましたが、
<もうだめそう、かわいそうだから抜いてしまおうかしら>を繰り返し考え、
でも...と逡巡していて、また他の植木たちのいるベランダに運んできたり
して、<これでだめならあきらめもつく>と様子を見ていましたら...、
ほんのわずかな季節の移り変わりを察知したように、日ごとに最長してくれて、
毎朝の声かけに反応しているように丈も実もつけてくれるようになりました。
今は<抜かずにいてよかった~>、抜こうと考えた私としては生命力を知り、
ほんとうは恥じなければ、なのですが、今は心から収穫を楽しんで、
まだ、小さいピーマンをなでたりして声をかけては謝っています。
この夏のベランダの出来事はきっとピーマンを店頭でみるたびに
忘れずに思い出すでしょう、ってまだ続いていますが...。