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AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

震災から一年、祈りの一日でした。

2012-03-12 10:22:24 | Weblog
昨日は朝からとても静かな空気の流れている日曜日でした。
私の生活はいつもと変らずの家事を済ませ、植木たちを
ベランダに並べ、水をやり、ウグイスの鳴く声を聞いて...でした。

一昨晩のテレビからは大震災から一年たっても進まない復興についての
論議や意見が放映されています。
それを聞きながら、考えながら、こうして暖かい部屋でそのテレビを
観ている自分を俯瞰していました。

昨日は一日家から出ることはできませんでした。 
穏やかだった生活を一瞬にして奪った大地震と津波、そして原発事故
ともに考え、ともに涙し、ともに祈ることで、心をともにしたかったのです。
夕刻には私のキャパをはるかに超える思いで胸がいっぱいの一日でした。
ささやかな気持ちを送ることしかなかった自分の行為の痛みが今さらのように
胸につきささるのです。 反省も含めて考える一日でした。

      

      

      

昨日の夕暮れです。今日の日を忘れずに進んでいくことを暮れ行く空は
暗示しているような雲の動きです。
里山のむこうに沈む夕陽が一瞬、雲の間から見せた鮮やかな太陽の輝きを
私は忘れずに過ごしていこうと手をあわせました。

人生にはいろいろなことが大小入り混じってあり、それぞれの試練もあります、
私自身も眠りにつく前に神に<明日の朝の目覚めを私は望んでいません>と
数え切れないほどお願いしたこともありました。
でも、願いは叶わず今があります。 そして今は生かされていることに意味が
あることも、生かされていることで出来ることも知りました。

そう遠くない時期に東北にも桜咲く暖かい春がやってくることでしょう。
瓦礫の問題、復興のこと、まだまだ気の遠くなるような問題が山積しています。
日本という大きな組織が動いてできないことはないはずです。
それができないということは日本という国がないに等しいとまで
思えてしまいます。 これからも心添いながら目は東北の復興を見守り、
ささやかでもできることには参加していきたいと思います。

      

ようやくヒヤシンスが変化しはじめました。 お花やさんの店先では
咲いている鉢が売られている頃にセールで求めた球根でしたので、
今年に入ってからも変化が見られないときは、<やっぱりセールだったから>と、
求めた自分より球根の質を考えたりしてしまったことには大反省です。
<待てばいい>ことに<結果をはやくみたい>を考えた浅はかな気持ちにです。

なにもいそがず、分相応を心に刻み、健康で暮らしている現在に今更ながら
感謝して、今日からも歩んでいきたい!!

      
コメント (4)
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