AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

週末箱根の次の目的は<2>

2015-10-27 09:42:58 | Weblog
今日は朝から南風がベランダに吹いています、昨日は穏やかだったのですが、
今はときどき植木の様子に注意していますが、避難させるほどではありません。

            

日曜日の朝、カーテンをあけると雲ひとつない快晴に恵まれたことに感謝!です。
夕べはパネルヒーターをつけて休みましたが、エアコンとは違って音もなく、ほんわかとした
やさしい空気感が心地よくて朝までグッスリ!でした。

箱根仙石原プリンスホテルに併設されている<大箱根カントリークラブ>のゴルフコースが
広がっていて朝からカートが動きはじめているのが立木の間に見え隠れしています。

            箱根仙石原プリンスホテル

私たちの今日の予定は<箱根美術館>へ行くことで、ホテルの送迎車でバス停まで送っていただき、
うっそうとした木立の中、ようやく対向車とすれ違えるようなくねくねと曲がる道を通りながらの
<箱根美術館前>で降ります、目の前には箱根登山ケーブルカーの<公園上駅>でした。

パンフレットと季節の入場券

箱根には美術館が多数ありますが、<箱根美術館>はそのなかでも箱根でもっとも古い美術館で
創立者岡田茂吉氏が生前蒐集した東洋、日本美術のうちの陶磁器が公開されていて、
1952年に開館されたとありました。

なかに入りますと静かな佇まいと日本独特の趣きを充分感じさせてくれる大人の庭園でした。
ゆったりとした時間の流れを楽しみながら、萩の道、竹庭、石楽園、苔庭と巡りながら、
茶室真和亭で栗をつかった秋の和菓子をお抹茶とともに味わいながらしばし苔庭を眺めていました。

週末ともなればたくさんの人であふれる箱根の観光シーズンの今ですが、人影もまばらな時間に
過ごせたのはほんとうによかったと今でも思い返しています。

           
                               萩の道

          
          

                

          

 珍しい苔とその上に一本だけ紅葉していた樹に仰向けにレンズを向けて撮りました。

美術館二階のおおきな窓からの眺望の先には
          

箱根の大文字焼きの<大>がはっきりと見てとれ、庭園内の茶室<山月庵> <観山亭>などの屋根の向こうには相模湾も望めました。

帰りは公園上駅から強羅まで、登山電車に乗り換えて箱根湯本まで、いったん改札を出て、
お目当てのいつもの自分土産<おまんじゅう>を求め、お蕎麦で遅い昼食をとり、電車で小田原まで、
そこからは東海道線で大船で乗り換えですので、娘との週末箱根旅はここで手を振って終わりました。

出かければ二時間ちょっとで楽しめる箱根路です、じっくりと一ヶ所を楽しむなら日帰りも問題のない
距離だと改めて感じます、億劫がらずに季節をかえてまた訪れてみたい<箱根美術館>
熱海のMOA美術館も姉妹館だそうです、前調べはしっかりしておくと興味も倍増するものですが、
今回の仙石原のススキも間に合ったし、美術館の庭や設えには感動したし、よい旅でした。


        

           
コメント (4)
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