集会に参加した後、官邸前に駆けつけ、わずか10分ほどだったが、スタンディングに参加した。
一人は、カセットから流れる沖縄民謡に合わしてパーランクー(沖縄の打楽器で小さな太鼓のようなもの)をたたいていた。思わず、音に合わせて、身体が動く。エイサーのリズムだ。
昨年の土砂投入のあった12月14日から「土砂投入は許さん!即刻中止せよ!」と官邸前で続けられているスタンディング。辺野古の海への土砂投入があった日は、毎日、抗議のスタンディングを続けている。住民投票で70%以上の辺野古新基地反対の民意が示されても「真摯に受け止めるが、工事は強行する。沖縄には沖縄の民主主義があり、国には国の民主主義がある。辺野古新基地反対の一部の意見があることも承知している。住民投票に関係なく、工事は続けると決めていた」など国は、始めから沖縄県民の意志など全く眼中になかったという訳だ。沖縄に対するこれほどあからさまな侮蔑、許せるか!
スタンディングをしていた一人に宜野湾の出身で、今は東京に一人で暮らしているという男性がいた。東京で暮らして長いという。微々たる年金で暮らしは厳しいが、辺野古への政府のやり方は許せん!という思いで駆けつけていると語った。
毎日スタンディングを続けている仲間は、確実にウチナンチュの絆を広げていた。「土砂投入は許せん!」と官邸に突き付ける怒りのスタンディング・・・身体には気をつけてと願わずにはいられない。スタンディングは、日曜日を除く毎日、15時~17時まで官邸前でやっています。5分でも10分でも参加いただけたら、うれしいです。
ウチナンチュヌ チムググルヤ ティーチ
ガンジューサ シミソーリヨー