4月5日、JR大井町駅東口の「きゅりあん」6階の大会議室で「ぬちがふう」の上映会を行います。
「ぬちがふう(命果報)」とは、沖縄の言葉で「命あってこそ」「命こそ大事」という意味です。
映画は、太平洋戦争末期の沖縄戦における慶良間諸島の住民や朝鮮半島から連行されてきた軍属や「慰安婦」たちの「玉砕」の真実を丹念な聞き取りによって描かれたすばらしいドキュメンタリー映画です。日本軍による集団自決やスパイ容疑での虐殺、食料の略奪などによる飢餓を含め、凄惨を極めました。
米軍が最初に上陸した慶良間諸島には朝鮮半島から1000人の若者が軍属として、21人の少女たちが慰安婦として連行されていたそうです。生きのびた人たちの重い証言によって、戦争の真実が描かれています。在日コリアン2世の朴壽南(パク・スナム)さんが2006年から08年にかけて取材した、イクサとは何か、私たちはどう向き合うか、問いかけています。
今、沖縄南西諸島への自衛隊基地建設強行やミサイル部隊の配備、辺野古新基地建設の強行、天井なき防衛予算など民主主義や人権が踏みにじられ、戦争への危機感が広がる中、ぜひ、見ていただきたい映画です。見に来てください。
「ぬちがふう」の上映会
* ところ 「きゅりあん」6階の大会議室(JR大井町駅東口)
* と き 4月5日(金)6時開場/6時半開始
* 入場料 1000円(ただし、高校生以下は無料)
ぜひ、見に来てください。なお、「ぬちがふう」の上映開始の6時から6時半までは、キャンプ・シュワブゲート前の座り込みの映像を上映します。お楽しみください。