沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

名護市長選へのご支援ありがとうございました

2022-01-25 13:45:38 | 日記

 1月23日の名護市長選の投開票で、残念ながら岸本洋平さんの勝利にはなりませんでした。これまで、多くのかたのご支援にこころから御礼申し上げます。ありがとうございました。
 投票率68.32%の過去最低のなかで、現職の渡具知武豊さんが19524票、岸本洋平さんが14439票で約5千票の開きがありました。この結果に政府はじめ防衛省は「よかった」と大喜びだったそうです。この4年間、渡具知市政は政府・防衛省の米軍基地再編交付金を利用して、保育料・学校給食・こども医療費などの無償化を実施し、今回も「政府の再編交付金を使って無償化や灌漑用水などの実現していく」と訴えていたそうです。
 多くの市民(60%以上)が辺野古新基地建設に反対するなかで、名護市長選挙に反映されないジレンマが悔しいです。政府によるお金のバラマキは、苦しい暮らしのなかでは効を奏します。子どもを抱えて、明日も生きていかなくてはならないのです。渡具知市長はまた、辺野古新基地建設については「県と国の推移を見守る」と一貫して述べていますが、基地建設推進の立場であることは明らかです。再編交付金は2031年度までの予算で、この後、どうしていくのか。保育料やこどもの医療無償化、灌漑用水などがなぜ、基地再編交付金なのか!なぜ、他地域とおなじように普通の予算で無償化ができないのか! 

 さまざまな手練手管で沖縄の差別分断が進められるが、このまま容認するわけにはいきません!進む軍事要塞化と台湾有事、共同軍事作戦作業と敵基地攻撃能力など国会で論議になるなかで、沖縄を再び捨て石にさせてはなりません!かって、選挙にまけたとき、名護でたたかっている友達に「選挙にまけて残念だったね、大丈夫?」と聞いたとき、彼は「大丈夫だよ。基本的にはみんな基地に反対だから、僕たちはいつでもみんなが立ち上がって、たたかいが燎原の火のように広がるように『種火を守る』たたかいをやっているんだ」と答えました。それを聞いたとき、私はガンと頭をうたれたような気がしました。

 私たちも自分たちの足元から、声をあげていきましょう!ナマカラド エービンド マキティヤ ナイビラン マンジュイ
 チバラナヤーサイ