2021年元日の三社参り。
二つ目にやってきたのは天台宗 福生山 櫟野寺(らくやじ;滋賀県甲賀市)。
いつもはお守りやおみくじを販売しているテントも今年は無く、社務所で販売してるようでした。
秘仏本尊の十一面観音座像(国の重要文化財)は日本の十一面観音座像の中では最大の大きさで、御開帳は33年に1度です。
2016年には東京国立博物館に本尊と収蔵されている平安時代の仏像群が運ばれ、『平安の秘仏ー滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち』と題した特別展が開催され、20万人が訪れました。
今年は息子の合格祈願と無病息災の蝋燭を奉納。
延暦21年(802年)、征夷大将軍に任じられた坂上田村麻呂が蝦夷征伐に赴むく前に十一面観音を参詣したところ蝦夷を平定できたことから、自分と等身の毘沙門天像を彫刻し、家来に命じて相撲を奉納したと云われてます。
境内にはご覧のように相撲の土俵があり、毎年地元の小学生による奉納相撲大会が奉納されます。
3つ目はNHKの番組『ブラタモリ』で忍者たち(甲賀の地侍の組織)の集会所として紹介されていた油日神社(あぶらひじんじゃ;滋賀県甲賀市)。
聖徳太子による創建と云われ、油日大明神を祀ります。
門松が飾られた拝殿
本殿でお参り。
毎年、参詣者には手作りの紅白餅が配られるけど、コロナ感染防止のためか、今年は袋に入った飴(黄金糖)が配られました。
まだまだ、コロナで大変な時期が続くと思いますが、気持ちは前向きに頑張ろーっ
過去記事<2021年元日 三社参り(1)>
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