2015年5月
三重県伊賀市の西の山中、島ケ原を流れる木津川
そのほとりには島ケ原温泉やぶっちゃの湯やオートキャンプ場があります。
やぶっちゃの湯は年に1, 2回利用するお気に入りの温泉施設ですが、コロナ禍が始まってからは1度も行くことができてません。。
さて、そのやぶっちゃの湯のそばにあるのが真言宗豊山派 普門山 観菩提寺
立派な仁王門は室町時代前期に建立された古いもので、国の重要文化財にも指定されてます。
門の表の両サイドには仁王様がいますが・・
門の裏側には広目天立像(県の有形文化財)がありました。
反対側は多聞天(県の有形文化財)
いずれも平安後期の作だそうですが、非常に素朴な木像ですね。
広目天、多聞天は持国天、増長天と並んで仏法を守る四神で俗に四天王と呼ばれます。
本堂(正月堂、国の重要文化財)
観菩提寺は古くから正月堂と呼ばれ、天平勝宝3年(751年)に聖武天皇の勅願寺として創建され、奈良東大寺の実忠和尚によって開創された古刹で、本尊として秘仏 十一面観音立像をお祀りしています。
明治時代には古社寺保存法による特別保護建造物になり、国宝になったようですが、現在は文化財保護法による重要文化財の扱いとなってます。
また、観菩提寺で毎年2月11, 12日に行われる修正会は1,300年続く行事で、東大寺二月堂のお水取りの起源になったと云われてます。
まさか、こんな所でお水取りの起源に出会えるとは・・・
色んな発見があるから、ぶらぶら散策は止められませんね
その帰り、何とも気になる名前の喫茶店がありました(爆)
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