いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<珍しい野菜> 山にんじん

2024-08-15 09:13:58 | 珍しい野菜

 「山にんじん」

 これぞ山菜、独特な香りとクセが忘れられなくなる天然山にんじんです
 にんじんの葉っぱによく似ていることから、山にんじんと呼ばれています。収穫のため群落に入ると、たちまちさわやかな香りがわたしたちを迎え、春のおとずれを五感で感じます。セリ科の山にんじんは、独特な強い香りが鼻腔をすうっと通り抜け、山菜通を虜にしてしまうほど。酸が強いので、茹でてから水にさらしてアク抜きすると、炒め物からおひたしまで万能に活躍してくれます。

*http://www.sansai.org/main/yamaninjin.html より

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

< 郷土料理 > 群馬 じりやき

2024-08-15 09:08:14 | 郷土料理

 「じりやき」

 主な伝承地域 県内全域

 主な使用食材 小麦粉

 歴史・由来・関連行事
 おきりこみやすいとん、炭酸まんじゅうなど、小麦粉を使った郷土料理を多く持つ群馬。数ある小麦粉料理の中でも、特に農村部で親しまれているのが「じりやき」だ。囲炉裏の灰の余熱でじっくり焼き上げる味噌風味のお好み焼きで、焼くときにじりじりと音が鳴るため、その名が付いたと言われている。味噌以外にも、家に余っている野菜などを刻んで生地に練り込むこともあるという。群馬では昔から女性も男性も共に働き、仕事が終わった後に食事を用意する習慣があった。そのため、じりやきのように簡単で、栄養価の高い郷土料理が好まれるようになったと考えられる。そのほか、農作業の合間に10時と15時の「おこじはん」として、ワンハンドで食べられる間食として好まれていたという。県内のさまざまなエリアで食べられている。

 食習の機会や時季
 食料不足の時代、腹持ちのする小麦粉料理は、群馬県内で広く親しまれていた。特にじりやきは簡単に作れる主食としても活躍したほか、農作業などの合間のおやつとしても供されていたという。また、田んぼのない南牧村では、畑で比較的栽培しやすかったえごまを加えたじりやきが好まれていたりするなど、地域によって作り方が異なる場合もあったという。

 飲食方法
 現在は生地に桜エビやふきのとう、ネギやキャベツ、大葉など好みの具材を細かく刻んで練り込むことが多い。また、焙烙ではなくホットプレートで焼くなど、より簡単に作られるようになった。入れる具材や生地の硬さに特に決まりはなく、できあがりは各家庭により異なる。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 一般的な家庭で作られているほか、高山村、玉村町などの役場のホームページにてじりやきの作り方や特徴を公開し、紹介している。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/32_22_gunma.html より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<B級ご当地グルメ> 東京 立石バーガー

2024-08-15 09:04:46 | B級ご当地グルメ

 「立石バーガー」

 自販機・・・とは? ~立石バーガー~ 2021-05-30

 立石バーガーとは?
手作りハンバーガーを販売する東京都葛飾区のお店。店主の気まぐれでハンバーガー屋ではない時もあるそうだ。廃墟?いえ営業しています、そんな見た目もマニア心をくすぐる店構え、最大の見どころは少しづつ進化を続ける自動販売機だ!

 2015年はこんな外観だった

 立石バーガーを知ったのは今から6年前の事だった。

 足立区生物園という格安の動物園みたいなところに行った帰りに見かけて、寂し気にそして力強く珍オーラを醸し出していたこのお店。

 ハンバーガー残ってたの見えたから『買えますか?』って聞いたらそっけなくもう閉めたからって追い出されたあのお店。

 癖のある店主に癖のある外観に喜びで身震いしたあのお店。

 あーそのうちなくなっちゃうんだろうなって思いながらお店を後にして、

 6年ぶりに思い出して行ってきました。笑

 身震いは一時的なものだったみたいです。

 これが立石バーガー2021年ver。

 ネットでまだ営業しているのは知ってたのですが、知らないと営業してるなんて思えない外観へとレベルアップしていました。身震いが止まりません。看板が・・!

 外観も味わい深いのですが立石バーガーの最大の見どころは「誰でも立石バーガー自販機」という自販機。お店の中で売っているものは誰でもではないのか?!

 いや、そんなことを聞くのは無粋というものである。

 混んでいても誰でもご購入できる店主の気遣い、それが誰でも立石バーガー。

 100円てめっちゃ安いな。

 種類は左からチキンカツバーガー、ホットケーキ、ハムカツバーガー、立石バーガー。

 (電気通ってないよな・・・?)

 お金入れる前に試しに押してみるか・・

 ( Д ) ゜ ゜ポンッ

 落ちてきたがな!!!笑

 そっこーで店主が出てきて怒られました。笑

 まさか落ちてくるとは思わんやん。笑

 自動販売機って書いとるしww

 1個で売り切れかいっっ!!

 あぁ、どうしてこんなハイレベルの珍スポを6年も放置してたんだろう。あぁあぁ

 こうなったらすべて買い占めます。

 ちゃんと100円入れて、

 ポチっと

 なっ!!

 無慈悲に落ちるハンバーガーとあふれ出る喜びの感情。

 買い占めた後、まさか売り切れると思ってなかったのか店主がいそいそとハンバーガー作り出したがツボに入りました。

 立石バーガーだけラップじゃない紙包装。めっちゃ店主に似てる。笑

 買い占めたった。へへ笑

 さて、問題は味だな・・・

 これは立石バーガー。

 見た目通りの中身(?)だな。悪くない。

 うん、味も悪くない。

 ネタ的には面白くない。

 パンがうめぇぞ。

 これは確かハムカツバーガー。

 想像通りの味。

 問題はこいつだな。ホットケーキ。

 ホットケーキってこんなに具沢山なのか?

 ピンク色のなんなのさ。

 うん、不味い!!

 ・・・という事もなく。普通だな。笑

 ピンク色のはリンゴだな。多分。

 写真撮り忘れましたけどチキンカツバーガーも普通においしかったです。100円なら子供の駄菓子とかおなか減った時の小腹満たしにちょうどいいかな。

 中で食べていい?

 って聞いたらダメって言われたから良い子の諸君は必ずボタン押す前にお金を入れようね。

 普通に出てきちゃうからね。

  2021年4月11日訪問

*https://konsoyage.hatenablog.com/entry/2021/05/30/222922 より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うまいッ! NHK 「ぷりぷり!上品な味わい! スズキ〜千葉・船橋市〜」

2024-08-15 08:49:21 | うまいッ!NHK

 「ぷりぷり!上品な味わい! スズキ〜千葉・船橋市〜」 2020年8月3日

 今日の主役は、夏に旬を迎える「スズキ」!料亭やフレンチレストランでも重宝される白身魚のうまい秘密に迫る!「刺身」「洗い」「茶漬け」「揚げ物」。絶品レシピ続々!

 スズキの水揚げ日本一は、千葉県。中でも、東京湾で取れるスズキは鮮度抜群で、独特のプリプリ食感が堪能できると評判だ。今回は、江戸時代から続く漁師さんに密着。4隻の船が一つのチームとなって行う「まき網漁」に同行。取れたスズキを生きたまま港まで持ち帰る、あの手この手の技が、この食材のうまい秘密になっていることが分かった。このほか、番組では漁師さん直伝、家庭でも簡単に作れる絶品料理をご紹介します!

*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/7K629GYQ8K/ より

 詳細不明につき、勝手に調べてみました。

 「スズキ」

 スズキ(鱸、学名:Lateolabrax japonicus) は、スズキ目・スズキ亜目・スズキ科に属する魚。海岸近くや河川に生息する大型の肉食魚で、食用や釣りの対象魚として人気がある。日本では成長につれて呼び名が変わる出世魚である。秋の季語。

 名称
 由来
 「スズキ」の名の由来については諸説ある。

 ススミ説(出世魚で出世に進むことに由来するとの説)
 スサマジグチ説(口が凄まじく大きいことに由来するとの説)
 ススケ説(鱗がすすけた色であることに由来するとの説)
 ススギ説(鱗がすすいだように白いことに由来するとの説)
 ススジ説(すずしく清らかな身であることに由来するとの説)

 出世魚
 日本においてスズキはいわゆる出世魚で、成長とともに呼び名が変わる。ただし、地方によって呼び名は様々に異なり、統一的な定義はない。

 例として、関東では幼魚をコッパ、1年ものと2年もので全長20-30cm程度までのものをセイゴ(鮬)、2、3年目以降の魚で全長40-60cm程度までをフッコ(福子)、それ以上の大きさの通常4-5年もの以降程度の成熟魚をスズキと呼んでいる。関西ではフッコの代わりにハネという呼称が使われている。東海地方では60cm程度までを一律にセイゴ、それ以上の大きさの成熟魚をマダカと呼んで二分することが多い。宮城県周辺では小型のものをセッパとも呼ぶ。有明海産は地元の人からはハクラと呼ばれている。

*Wikipedia より

 

<プライドフィッシュ> 千葉-夏 船橋の瞬〆スズキ

https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry/?eid=3298282e2da808a2dbbc47e9ddf36971&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MSZsaW1pdD0xMCZzb3J0PWRlc2Mma2V5d29yZD0lRTglODglQjklRTYlQTklOEIlRTMlODElQUUlRTclOUUlQUMlRTMlODAlODYlRTMlODIlQjklRTMlODIlQkElRTMlODIlQUQmcD0x

こちらもご参考に

 

今が旬!船橋のスズキ 更新日:令和4(2022)年5月24日 
 
 船橋産のスズキは、全国の市場で指名買いが行われるほど人気があり、お刺身はもちろん、さまざまな調理法で食されています。特に5月~10月の旬の時期は、まるまると太り脂たっぷりで、特に美味しいんです。

 産地ならではのこだわり「江戸前船橋瞬〆すずき」
 「江戸前船橋瞬〆すずき」は、旬の時期に水揚げされるものの中から、形や色・大きさ・活きのよさなどの基準から厳選されたスズキに“瞬〆”処理をしたもの。通常の市場流通するスズキよりも3~4割高値で取引されているほか、都内の有名レストランなどから直接の注文を受けるほど。その人気の秘密に迫ります!

 スズキの時をとめる“瞬〆”とは?
 船橋漁港でスズキの卸売業を営む海光物産株式会社が、スズキの活き〆、血抜き、神経抜きの処理として取り入れた独自の技法です。血抜きを施した後、エアガンで尾から背骨に向けて一気にプシューっと神経を抜き取ります!

 これぞ達人技! “瞬〆”の様子を撮影してきました!

 血抜きと神経抜きを同時にするのは、スズキのストレスを最小限に抑え、魚の劣化を防ぐため。この処理で、全身に血が回り鮮度が落ちることを防ぎ、鮮度と食感を保ちつつ、旨みを引き出すことができるといいます。「瞬〆」したスズキは、通常のスズキよりも甘みを感じ、ぷりぷりとした歯ごたえです。"苦しませずに〆る"という魚への敬意が、新鮮度アップにつながるんですね!

 「江戸前船橋瞬〆すずき」としてブランド化
 「江戸前船橋瞬〆すずき」は、平成27年に千葉県より「千葉ブランド水産物認定品」に選ばれています。
 また、JF全漁連が運営する「漁師が選んだ、本当に美味しい魚」として全国展開している「全国プライドフィッシュ~夏のさかな」にも認定されています。

 市内の飲食店で味わえます
 刺身や焼き魚、天ぷらのほか、ムニエルやカルパッチョなどの洋食で親しまれていますが、市内にはスズキを使用したご当地メニューもあります。
 スズキなど船橋産の食材が食べられるお店はこちら

 旬を迎えた船橋自慢のスズキを味わってみてはいかがでしょうか。

*https://www.city.funabashi.lg.jp/funabashistyle/jp/001/p042361.html より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<料理用語-和食> 桜干

2024-08-15 08:28:54 | 料理用語

 「桜干-さくらぼし」

 白身魚、又は青魚(アジ、イワシ等)の開きをみりん醤油に浸け、風干しにする。

*https://temaeita.net/top/t2/kj/91_H/018.html より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<難読漢字-鳥類> 鶚、雎鳩

2024-08-15 08:26:09 | 難読漢字

 「鶚、雎鳩 みさご」

 ミサゴ(鶚、雎鳩、鵃、魚鷹、学名: Pandion haliaetus)は、鳥綱タカ目ミサゴ科ミサゴ属に分類される鳥類。魚を好んで食べることから別名ウオタカ(魚鷹)とも。

*Wikipedia より

 和名「ミサゴ」の語源は諸説ありますが、「水中の魚を探る」から「水探(みさご)」になったという説が有名です。ちなみに英名は「Osprey」。

*https://www.nhk.jp/p/darwin/ts/8M52YNKXZ4/blog/bl/p9oerqkz41/bp/pVW365GlBV/ より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<異名-スポーツ選手> 浪速のロッキー

2024-08-15 08:10:01 | 異名

 「浪速のロッキー 赤井英和」

 赤井 英和(あかい ひでかず、本名同じ、1959年8月17日 - )は、日本の俳優、タレント、元プロボクサー。プランニングメイ所属。血液型はA型。身長177cm、体重82kg。大阪府大阪市西成区出身。大阪市立今宮中学校、私立浪速高等学校、近畿大学商学部卒。

 ボクサーとして「浪速のロッキー」の異名を取る活躍を見せた後、俳優に転身。現在は、大阪ではバラエティタレントとしての活動、東京では俳優としての活動が主体である。

 好物は、東京・恵比寿の焼肉店「虎の穴」の厚切りハラミ。

*Wikipedia より

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<慣用句・諺> 栃麺棒を食う など

2024-08-15 07:42:50 | 慣用句・諺

 「栃麺棒を食う-とちめんぼうをくう」

 うろたえあわてる。→栃麺棒-

 1 栃麺を打ち延ばすのに用いる棒。

 2 《「とちめくぼう(坊)」の音変化という。一説に、栃麺をつくるのに迅速さが必要とされるところからとも》うろたえあわてること。また、あわて者。

 栃麺-あく抜きしたトチノキの実の粉を小麦粉やそば粉にまぜて、うどんのように作った食品。

 

 「疾っくの疾う-とっくのとう」

 「とっく」を強めた言い方。-ずっと以前。とう。

 

 「疾っくの昔」

 ずっと以前。とうのむかし。

 

 「とっこに取る」

 相手のささいな言動にいいがかりをつける。言質 (げんち) にとる。

 

 「取って返す」

 最初の地点へ戻る。途中からひき返す。

 

*goo辞書 より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<日本酒メーカー> 茨城 廣瀬商店-旧 白菊酒造

2024-08-15 07:29:53 | 日本酒

 「廣瀬商店-旧 白菊酒造」

 永きにわたり飲み続けてもらえる酒づくり
 霞ヶ浦にそそぐ恋瀬川のほとり、西に筑波山を望む高浜の地に廣瀬商店は文化二年(一八〇五年)創業しました。
 酒造りに適した寒冷な土地と、筑波山水系の良質な地下水に恵まれ、永く二〇〇年に渡って地域の皆様から愛されて参りました。
 むかしから、変わらず、奇をてらわず生活の一部として溶けこむ「飲み飽きしない味わいの酒」で
 これからも永く地域との優しく深い結びつきを大切にしていきます。

 廣瀬商店-旧 白菊酒造 茨城県石岡市高浜880

 代表銘柄 

白菊 金賞受賞酒 大吟醸

兵庫県産山田錦特等米全量使用4割まで磨き上げた大吟醸酒です。味は濃厚で上品なコクがあり、華やかな香りと深い味わいでありながらキレのある最良なお酒です。令和6年全国新酒鑑評会 金賞受賞酒。

内容量:720ml
アルコール度数:17度~18度
原料米:兵庫県・加西市「山田錦」|名古屋義数氏栽培
精米歩合:40%

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<パリ五輪2024> メダリスト AMI-湯浅亜実

2024-08-15 07:22:43 | パリ五輪2024

 「AMI-湯浅亜実」

 湯浅 亜実(ゆあさ あみ、英: Ami Yuasa、1998年〈平成10年〉12月11日 - )は、日本のブレイクダンスダンサー。世界大会Red Bull BC One2018およびWDSF世界ブレイキン選手権2019・2022優勝者。ダンサーネームは「B-Girl Ami」。Good Foot Crew所属。

*Wikipedia より

 ブレイキン女子 AMI 湯浅亜実が金メダル パリオリンピック 2024年8月10日 9時03分 

 パリオリンピックの新競技、ブレイキンの女子の決勝で、ダンサーネームAMIの湯浅亜実選手がリトアニアの選手に3対0で勝って、金メダルを獲得しました。

 パリオリンピックで採用された唯一の新競技、ブレイキンはDJがかける音楽に合わせて1対1で交互に即興でダンスを披露し、技術や表現力、独創性などを競います。

 25歳のAMIは決勝でリトアニアの17歳で去年の世界選手権を制したダンサーネームNICKAのドミニカ・バネビチ選手と対戦しました。

 AMIは、1ラウンドでキレのある動きで音楽にあわせてピタリと動きを止める「フリーズ」を決めたほか、2ラウンドでは流れるような動きからしゃがんで手をつき、足さばきを見せる「フットワーク」を見せました。

 そして、最後の3ラウンドでは音楽との融合性、「ミュージカリティ」で高得点を挙げ、3対0で勝って金メダルを獲得しました。

 銀メダルはリトアニアのNICKA、銅メダルは中国の18歳でダンサーネーム671の劉 清※い選手でした。

 ※「い」は「さんずい」+「けもの偏」に「奇」

 “まだ実感が沸かず ふわふわした感じ”
 湯浅選手は、決勝直後のインタビューで「本当は決勝で披露する予定だったムーブを準決勝で出したので、決勝は楽しんで思い切りいこうと思っていた。いかに自分らしさを出せるかを考えて練習してきたので、緊張はしたが、いい意味でプレッシャーは感じなかった」と振り返りました。

 その上で新競技の金メダリストになったことについて「本当なら泣きたいくらい、うれしいはずだが、まだ実感が沸いておらず、ふわふわした感じだ」と心境を話しました。

 そして「家族やチームジャパンのサポートのおかげだ」と感謝の気持ちを話していました。

 勝負を分けた「多彩な技」と「ダンスの完成度」 
 パリオリンピックの新競技、ブレイキン女子の金メダリストを決める決勝で勝負を分けたのはAMI、湯浅亜実選手の多彩な技とダンスの完成度の高さでした。

 対戦相手、リトアニアのダンサーネームNICKAのドミニカ・バネビチ選手は去年の世界選手権を制し、いま勢いに乗っている17歳でパワームーブのダイナミックな動きが持ち味です。

 これに対して、ブレイキン女子の中でも屈指の「オールラウンダー」のAMIは、相手のパワームーブに同じような技で対抗するのではなく、みずからの強みの一つ一つの動きを流れるようにつなぐダンスの完成度で勝負しました。

 さらに、もう1つカギを握ったのが多彩な技の数々です。

 ブレイキンでは1つのラウンドで同じムーブを繰り返すとマイナス評価の対象となります。

 別のラウンドでは前にやったのと同じ技を出すことはできますが、ジャッジの印象が悪くなるおそれがあります。

 オリンピックの舞台でAMIは決勝まで合計15ラウンドを戦い、どのラウンドでも同じようなムーブを使いませんでした。

 これについてAMIが幼い時からブレイキンを教えている、日本ダンススポーツ連盟の石川勝之ブレイクダンス本部長は「技のバリエーションがすさまじく多い」と評価しました。

 その上で決勝のバトルの前にまだ技が残っているのかとAMIに尋ねたところ、「全然あります」と力強い答えが返ってきたことを明かしました。

 そんな頼もしい教え子に対して「とりあえず楽しむように」と決勝のステージに送り出したということです。

 そのことばどおり、決勝のステージでもAMIは笑顔を絶やしませんでした。

 1日で15ラウンド踊るという体力的に厳しくなっていく中、最後まで高い完成度で多彩なバリエーションの技を繰り出し続けたのです。

 初めてのオリンピックの決勝を振り返りAMIは「勝っても負けてもここで全部出し切ろうと思った。その結果が楽しかったと思えた」と充実した表情で話しました。

 初めてのオリンピックの舞台で金メダルを獲得したAMIが見せたのは多彩で完成度が高く、観客席からも大声援が送られる「かっこいい」ダンスでした。

 オリンピックで初めて行われたブレイキンのステージで、こだわってきた「自分らしさ」を出し切ったAMIは、表彰台の一番高いところで最高の笑顔を見せていました。

 AMIのダンスの軸 “かっこよさ”
 ブレイキンのすべての要素をトップレベルでこなすAMI、湯浅亜実選手がみずからのダンスの軸として挙げるのが「かっこよさ」です。

 一つ一つの技やポーズ、それにスムーズな流れなど動きの細部にこだわってどの瞬間を切り取ってもかっこよく見えるダンスを追求してきました。

 世界選手権を2回制するなどこれまで国内外で数多くのタイトルを手にしてきたAMIでしたが、「自分のスタイルでどこまでいけるのかを試したい」と臨んだオリンピック出場権をかけた大会では思わぬ苦戦を強いられました。

 2連覇を狙った2023年の世界選手権ではリーグ戦でまさかの敗退。

 続くアジア大会でも決勝で敗れ、なかなか結果を出せませんでした。

 自分らしく踊ることを大切にしているAMIですが、思うように結果が付いてこない現状に葛藤を抱えていたといいます。

 「今までの人生で一番ストレスがかかった時間だった」という苦しい時期で悩み抜いた末にたどりついた1つの答えが勝ち負けという結果にこだわるのではなく、「目の前のことに全力で自分らしく挑む」という気持ちでした。

 そして、挑戦者の気持ちを持って臨んだオリンピックの予選シリーズでは持ち味とする流れるような「かっこいい」ダンスを出し切り、オリンピックの切符を勝ち取りました。

 精神的にたくましくなり「選手全員の個性が輝くオリンピックになればいい」と自分のスタイルを世界で見せるためにステージに上がったAMI。

 オリンピックで初めて実施されたブレイキンの最初の金メダリストになりました。

*https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240810/k10014544081000.html より

 AMIと同じくブレイキンで戦った「AYUMI-福島あゆみ」にも拍手を送りたい。

 遅咲きの41歳。彼女が日本の第一人者となり、日本を引っ張っていったことも事実。まだまだ頑張ってもらいたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする