登録番号 第82号 善通寺産四角スイカ
特定農林水産物等の区分 第1類 農産物類 野菜類(すいか)
特定農林水産物等の生産地 香川県善通寺市
登録生産者団体 香川県農業協同組合
特定農林水産物等の特性 サイコロ状の四角い形をしたスイカの果実で、スイカの外皮は縞がほぼ垂直で整った縞模様であることから、美しい外観を有している。ユニークな四角い形や美しい外観が市場において評価され、高価格で取引されている。善通寺市のふるさと納税の返礼品にも採用されるなど、善通寺市を代表する特産品となっている。
地域との結び付き 善通寺市は、スイカ栽培に適した温暖寡雨な気象条件であり、毎年安定的に四角スイカの生産が行われている。
スイカ作りが盛んな善通寺市において、昭和40年代から、成型栽培容器を始めとした栽培技術の研究を重ねてきており、栽培技術については、登録団体が中心となり、地域で伝承する体制を整えている。
*https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/i82.html
「善通寺産四角スイカ」は、一般的な丸いスイカとは異なり、サイコロ状の四角い形をしたスイカです。
外皮は、縞がほぼ垂直で整った縞模様で美しい外観を有しています。
ユニークな四角い形や美しい外観が市場で評価され高価格で取引されるなど、善通寺市を代表する特産品となっています。
「善通寺産四角スイカ」の栽培品種としては、「縞王(1)」を使用します。また「縞王」と同等の性質を満たしている他の品種も使用することができます。
四角い形に成型するために、生育良好な果実を選抜し、実が小さいうちに立方体の成型栽培容器に入れて栽培を行います。生育後、果皮にキズ等が生じない適切なタイミングで収穫を行います。
「善通寺産四角スイカ出荷規格表」に基づき選別を行い、秀L、優Lの規格を満たすスイカのみを「善通寺産四角スイカ」の名称で出荷します。
「善通寺産四角スイカ」は、温暖寡雨な気象条件によりスイカ栽培に適する善通寺市において、付加価値の高いスイカの生産を目的に、1965年頃から開発が始まりました。
登録生産者団体が中心となり、成型栽培容器を始めとした栽培技術の研究を重ねた結果、1975年頃に最初の四角スイカが誕生しました。
現在の生産者は9名、2018年度は約500個が出荷されています。
(1)縞王:濃緑の地肌にくっきりとできる黒い縞が特徴的で、重さ6~8kgになる大玉のスイカの品種です。
*https://gi-act.maff.go.jp/register/entry/82.html より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます