「陣田みょうが-じんだみょうが」
【生産地】高崎市倉渕町(旧:倉渕村)
【特徴】高品質でボリューム感のある鮮紅色のみょうが。花らいの発生が早く、草丈は大きく育つ。葉も大きく茎が太い。地際部の花青素が出にくく、軟化栽培には向かない。
陣田は、倉渕町(旧倉渕村)の最北端に位置しており、標高約650メートル。土性は浅間火山による小石を含む黒色火山灰土壌。みょうがの栽培には、“みょうが畑10a(1,000㎡)に落葉樹林30a”と言われるほど落葉を大量に必要とする。楢(なら)や椚(くぬぎ)の広葉樹林が確保できる山間地は、半陰性のみょうが栽培に適しており、同地区では林の中でのみょうが栽培が盛んだった。ハウス栽培などによる大量生産は行っておらず、露地栽培のみ。
【食味】養液栽培より自然独自の香りが強く、みょうが本来の味と香りが楽しめる。用途は夏の花みょうが。薬味、漬物等で食す。
【来歴】陣田地区に自生していた「みょうが」を昭和初期に畑地で栽培するようになったのが始まり。品質・味ともに優れていたため、集落内での栽培が広まった。昭和30~40年代頃には、京浜市場で、高値で取引きされ、村の特産物「陣田みょうが」として一大ブランドを築いた。
【時期】7月~9月
*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%e2%80%9510-%e7%be%a4%e9%a6%ac/#i-17 より
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