前回の回答
次の四字熟語の読み方を答えてください。
※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。
問1 佇思停機 -ちょしていき-思いわずらい、心の働きを止めてしまうこと。▽仏教語。「佇思」は立ち止まって思いわずらうこと。「機」は心の働き。「佇みて思い、機を停む」と訓読する。
問2 沈鬱頓挫 -ちんうつとんざ-詩文の字句や内容に風格があり過ぎて、奥深く、また含蓄に富み、意味が通じにくいこと。また、読みにくいこと。
問3 恬淡寡欲 -てんたんかよく-心安らかであっさりとし、欲のないこと。
問4 伯兪泣杖 -はくゆきゅうじょう-両親が年をとって衰えたことに気がつき、悲しむこと。
「伯兪」は中国の漢の時代の人の名前。「杖」は鞭のこと。
親孝行で知られていた伯兪は、過ちの罰として母親に鞭でたたかれたが、少しも痛みを感じなかったことに母親が老いて衰えたことを感じて泣いたという故事から。
「伯兪杖に泣く」とも読む。
「伯瑜泣杖」とも書く。
問5 撲朔謎離 -ぼくさくめいり-性別が男か女か見分けがつかないこと。または、ごちゃごちゃと入り組んでいて区別がつきにくいこと。
「撲朔」は雄の兎が足をばたつかせること。
「謎離」は雌の兎が目を細めてぼんやりとしていること。
兎の雌雄を見分けることが難しく、それを見分ける方法ということから。
木蘭という女性が父親の代わりに男装して十二年間出征して功績を上げ、故郷に帰ったあとに女性の姿で現われると皆驚いたという故事から。
今回の出題
次の四字熟語の読み方を答えてください。
※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。
問1 曖昧模糊
問2 霧鬢風鬟
問3 翼覆嫗煦
問4 無影無踪
問5 博識洽聞
*漢字検定Web問題集 HP より
*goo辞書・四字熟語辞典オンライン より
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