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<伝統野菜> 長崎 枝折れなす -追記あり-

2024-03-18 09:01:23 | 伝統野菜

 「枝折れなす」

 長崎県 西海市
 枝折れなす (えだおれなす)
 分類:野菜
 品目:果菜類:なす

 【見た目】
 葉、茎、ヘタ部分は緑色。形状は米なすに似る。「多くのなすが鈴なり状につき、枝が折れるのではないか」と思われるほど実る
 【食味】
 肉のしまりがよく、型崩れしにくい。塩もみしても変色しにくく、生食等への利用も可能と思われる
 【調理法・加工品等】
 煮物、焼きなす、みそ漬けなど
 【生産の見通し】
 拡大  
 【種子の入手先】
 自家採種

*http://g-foods.info/zukan/product/product_882.html より

 

 「西海枝折れなす-さいかいえだおれなす」

 【生産地】西海市西海町、大瀬戸町

 【特徴】米ナスに似た形状で、果肉の締りが良く、形くずれしにくい。葉、茎、ヘタ部分は緑色。種子は少ない。「生で良し」「焼いて良し」「煮て良し」「漬けて良し(味噌漬け)」と四拍子揃ったなすとされる。

 【食味】塩もみしても変色しにくく、生食等への利用も可能。

 【料理】煮物、焼きなす、みそ漬け等

 【来歴】西海市西海町(旧:瀬川地区)に昔から伝わる品種。約450年前から地区内で自家栽培されてきたとされる。名称は「多くのなすの実が鈴なり状につき、枝が折れるのではないか」と思われるほどに沢山の実がつくことに由来する。

 農業改良普及員の資格を有する村瀬勝吉(むらせかつよし)氏が20年に及ぶハウスでの隔離栽培により採種・育苗を続けた結果、2004(平成16)年に普及センター、地元短大と連携して栽培・調理・食味調査を行い、品種が固定化していることを確認した。2005(平成17)年には種の固定化が成功したため商標登録を行った。2006(平成18)年からは、地元JA野菜部会で生産が開始され、直売所・朝市へ出荷も始まり普及を進めている。

 種子・苗は農業高校や農家などに提供され、村瀬氏は生産者への栽培技術指導などを引き受け技術の伝承に力を注いでいる。

 【時期】7月~11月

*https://tradveggie.or.jp/42-nagasaki/#i-13 より


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