「吉祥清水」
湧水及び周辺環境の状況
吉祥清水は、自然豊かな大毎集落内にあり、地域を代表する清水として多くの人に愛されている。
水汲み場所は、地域の「大毎集落づくり委員会」が、東屋などを整備し、地域内外の多くの人が訪れる。
湧水の特長など
清水は、古くから大毎集落の人々の暮らしを支えてきた大切な命の源であった。吉祥清水は、昔から大毎水道組合により組織し、日常生活の大事な水として育まれてきた。
この清水は、地元でしか手に入らない地酒「日本国」の水としても使用されており、集落では新たな利活用に向け様々な取組が行われている。
吉祥岳から湧き出す良質な水は、ここで営まれている日々の暮らしと一体となり保全されるとともに、今では、新たなつながり、交流を生むための大切な”みなもと”となっている。
*https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kankyotaisaku/1215712861556.html より
水質・水量
1日の湧水量:2,880トン
由来・歴史
以前は「大毎水道」と呼ばれてきたが、平成2年に町の事業「魅力ある集落づくり事業」に取り組んだ際に大毎集落のシンボルとされている山「吉祥嶽」の名前にちなみ改名された。
水質保全活動
大正14年の施設整備後、上記組合が中心となり、日常の維持管理を進めてきた。
水と地域の産物を活かした地域活性化の取り組みは、集落住民約40名で組織する「地域活性化戦略会議」で、具体的に検討を進めている。
周辺の自然環境-豊かな自然を育くむ吉祥岳から湧き出す清水は、美しい景観を有する村上市山北地区の大毎集落内にある。地域住民の日常生活を支える水源として活用されるほか、人のつながりや交流を生む社交場となっている。
利用状況-大正14年に約900mの導水路を完成させ、現在では90世帯に引き込まれ、生活用水に使用している。
また、農業用水や地酒製造にも利用されている。この他には、その水を活かした春の田植えツアー、稲刈りツアー、秋の収穫祭、冬のスノーモービル水汲みツアーなどのイベントを四季にわたり開催している。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=25 より
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