「今出川清水」
今出川清水(いまでがわしみず)は、広島県安芸郡府中町石井城一丁目2番街区にある湧水である。1985年(昭和60年)名水百選の一つに指定されている。また、府中町指定の名勝にも指定されている。
名水百選選定時から2012年まで、環境庁への届け出時のミスで出合清水(であいしみず)とされ、120m離れた先に存在する『今出川湧水』との名称の取り違えが明らかになった。
*Wikipedia より
この水は榎川の上流水分峡の奥から地下を通って扇状地の扇端部に湧き出ており、東川の泉と呼ばれ、水天宮を祀り、昔から人々に大切にされてきた。現在は湧水が少なくなり、飲用として使用できないが歴史的遺産として姿を残している。
水質・水量
「今出川清水」は東川の泉とも呼ばれ、使用にあたっての定めがあり、湧水のある岩の下では飲み水に、次の囲いは米や野菜の洗い水に、最後の広い囲いは一般の洗濯用に使用されていた。現在は湧水も少なくなり、以前のように飲み水としては使われなくなった。
由来・歴史
芸藩通志に古歌として「あきの国 出合の清水 鷲の森 阿弥陀がみねに いつくしま山」と詠まれている。この今出川清水は海抜6メートルに当たり、背後に近郷最高の海抜662メートルの呉娑々宇山を源に水分峡(今出川清水の北東約1.5km)の奥から地下を通って湧き出ているといわれている。近隣住民の生活用水として水天宮を祀り大切に保管されてきた。
水質保全活動
地域の住民による定期的な清掃活動が行われている
周辺の自然環境-榎川が形成する扇状地の扇端部に湧出する。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=70 より
今出川清水は飲用や加工に適していない水質であるため、現在では一般の方が購入することはできません。お酒などの仕込み水としても利用されていませんが、清掃活動が続けられているため、今後水質や水量などの問題が改善されていく可能性はあります。
*https://www.flair-water.jp/meisui/1807/#i-7 より
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