「千貫のかたに編み笠一蓋」
千貫の貸し金に対する抵当が編み笠一つであること。損得の差が大きくて、利益が損失をつぐなえないことのたとえ。
「千金の裘は一狐の腋に非ず-せんきんのきゅうはいっこのえきにあらず」
《「史記」劉敬・叔孫通伝賛から》高価な皮衣は1匹のキツネのわき毛だけでは作れない。国を治めるには、多くの人材の力によらなければ成し遂げられないというたとえ。
「千金の子は市に死せず」
《「史記」越世家から》金持ちの子は、罪を犯してもその金力によって死罪を免れることができる。
「千金の子は盗賊に死せず」
《蘇軾「留侯論」から》金持ちの子は、盗賊と争って死ぬような危険なことはしない。金の力で身を守ることをいう。
「千鈞も船を得ば則ち浮かぶ-せんきんもふねをえばすなわちうかぶ」
《「韓非子」功名から》千鈞の重さの物でも船があれば水に浮かぶ。愚かな者でも勢力・地位があれば、賢者を抑え世を治めることができるというたとえ。
*goo辞書 より
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