「ベルガモット-ファンタスティコ」
弊社で、ベルガモット苗木販売を始めるに当り、果実確認をして、アールグレイの香りに間違いないということで苗木の生産を始めました。その時、アールグレイに使う品種は「バロチンベルガモット」といわれると誤った情報得てしまい、「ベルガモット(バロチン)」で販売してまいりました。しかし、アールグレイやアロマオイルに使われる品種は、バロチンベルガモット(英:Balotin Bergamot 植:Citurs balotina Piot. et Turp)ではなく、ベルガモット(英:Bergamot 植:Citrus bergamia Risso)であることが分かりましたので、ここでお詫びし、訂正させていただきます。
近年人気急上昇の柑橘苗といえば、ベルガモット苗。
べルガモット苗木の販売を始めましたところ、この苗を育ててみたいとお問い合わせの多い香りミカン。
以前、香料会社に勤めておりました私は、興味深くこの品種について調べましたが、紅茶の「アールグレイティー」の香りという以外、ベルガモットに関する参考文献が少いのです。昨年は「ベルガモット」か「ベルガモット・バロチン」どちらが正しい呼び名なのか悩み、深く調査した。
名前は間違っておりましたが、アールグレイ用の品種であることは間違いがありません。今までご購入のお客様は、異なる品種名で販売したことご容赦願います。今後は「ベルガモット」の品種名で販売させていただきます。
甘さと苦さ、爽やかさをあわせ持つベルガモット。アロマセラピストの間でも人気ナンバーワンのこの精油は、紅茶のアールグレイの香りとしておなじみです。
樹は寒さに弱く、日本での栽培は困難に思われるかもしれませんが、幼苗期(二~三年生)まで防寒対策がとれれば、ここ福岡県でも立派な果実が生産できます。
「安全、安心の国産アールグレイティーセット」として、日本で栽培されている紅茶葉に、この果皮を乾燥させた陳皮を付けての販売は考えられないか。
果実確認をしたベルガモット苗を販売してきたが、品種名は不明の系統であった。そこで、品種名が明らかなベルガモットを入手、接木した。世界で植えられているベルガモット樹の70%を占める品種ファンタスティコ。搾油率が最高で、病害虫への耐性があり、経済栽培品種として最高。
ベルガモットの樹は色んな用途に使われる。果皮は精油やマーマレード原料、果汁は健康食品、果皮と果汁を絞った果肉は飼料、枝葉と未熟果からはプチグレンという精油も採れ、花はほのかな香りを含み、部屋の装飾にもなる。
アールグレイティーやアロマに使われるベルガモットオイルは、大果ライム亜区に属するベルガモット(英:Bergamot 植:Citrus bergamia Risso)である。まだまだ間違った情報が錯綜しており、アールグレイティー用の品種として大果中間亜区に属するバロチンベルガモット(英:Balotin Bergamot 植:Citurs balotina Piot. et Turp)の苗が売られているのでご注意を。
ベルガモットにはフェミネロ、カスタニャーロ、2つの品種の良い所をとったファンタスティコの3栽培品種ある。
果実は苦味成分が多く、食酢としての使用は無理。果皮は独特の爽やかな香りを含む。この果実を使ったアールグレイティー、抽出油はアロマとして有名。
*http://www.ykken.jp/14688218217169 より
ベルガモットはミカン科ミカン属の常緑高木樹の柑橘類である。主産地はイタリア。
遺伝子解析の結果、ミカン属の三つの原種(ブンタン・マンダリンオレンジ・シトロン)が関与した交雑種であることが判明し、レモン(C. × limon)とダイダイ(C. × aurantium)の雑種と仮定したモデルによく適合した。
ベルガモットの果実は生食や果汁飲料には使用されず、専ら精油を採取し香料として使用される。紅茶のアールグレイはベルガモットで着香した紅茶である。フレッシュな香りをもつためオーデコロンを中心に香水にもしばしば使用される。
名称の由来
トルコ語で「梨の王」を意味するBeg armudiが語源とする説の他、イタリアのベルガモまたはスペインのベルガに因むとする説がある。後者の説は、クリストファー・コロンブスがベルガモットをカナリア諸島で発見してスペイン、イタリアに伝えたとする言い伝えに関連付けて語られる。
なお、シソ科に同名のベルガモット(和名:タイマツバナ、学名:Monarda didyma)というハーブがある。これは葉がベルガモットの精油と良く似た香りを持つことから同じ名前を持っている。
特徴
樹高は2 - 5m程度になり、葉は他の柑橘類と同じように表面に光沢があり、他の柑橘類よりもやや細長い形をしており先がとがっている。夏に芳香のある5枚の花びらを持つ白い花を咲かせる。果実はヘタの部分が出っ張った洋ナシ形かあるいはほぼ球形をしており少しデコボコしている。果実の色は最初緑色であるが、熟すにつれて徐々に黄色~橙色へと変化する。
栽培
通常、ダイダイ(ビターオレンジ)の木に接木して栽培される。比較的暑さには強いが寒さに弱く、栽培には気温が氷点下にならないことが必要とされる。南向きの日当たりが良く灌漑された山の斜面が栽培に適している。
主要な産地はイタリアのカラブリア州である。このほかにコートジボワールのサッサンドラ地方でも栽培が行われている。
*Wikipedia より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます