「ジャバラ」
和歌山県北山村だけに自生していたカンキツ。ユズやスダチの仲間で、ほとんど種が無いことが果実の特徴です。
平成15年、日本食品化学工学学会にて、マウス試験により花粉症に効果があることが証明されました。平成20年、岐阜大学医学部により、毎日果汁を5ml朝夕2回、2週間以上連続飲用の場合、全ての花粉症症状が改善された。との発表があります。モニタリング調査でも似たような結果が得られています。
この樹は 奥様が花粉症で悩んでおられる知人が植えられたジャバラです。2年生苗で植えて3年目に初結果25個収穫をしました。知人には、「12月に収穫し、搾汁して花粉症のシーズンまで保存して、飲んでください。」と伝えておきました。
しかし、彼の自論は違っていました。「こういう自然食品は、薬ではないので、予防薬として花粉症の時期までに体質改善するような使い方が良い。」ということで12月末に果実を収穫。1/2個を絞って砂糖を加え、お湯割りにして毎朝1杯。奥様は12月末より50日間続けて飲まれました。
結果、花粉症になって初めて、一度も病院に行くこと無く、花粉症のシーズンを乗り越えられたそうです。彼いわく、「ジャバラジュースの効能以外考えられない。」とのことでした。これはフィクションではありません。
「今年から突然花粉症になった」というお話を聞くのは、私達だけではないでしょう。花粉症の原因を探ると2パターンあった。
①花粉自体は、堅個な核で覆われており崩れにくいが、アレルギー体質 の人の鼻水、鼻汁にはこの核を溶かし易くする作用であり、花粉中に あるタンパク質が溶出するのが要因。
②花粉自体はアレルギー源ではなく、花粉が浮遊する間に大気中の化学 物質が花粉の表面に付着し、アレルギー反応を起こし易くするとの説。
ジャバラには花粉の脱顆粒現象を抑制する機能があり、香酸カンキツ果実の中で桁違いに多くのナリルチンを含んでおり、これが作用してると考えられている。つまり①が原因の場合は効果が期待される。モニター調査では61%の人に効果があったことより、半分以上の確立で①が原因とも考えられる。
原因はどうあれ、厄介な症状である。推定3,000万人以上、国民の4人に1人が杉花粉症、東京都に於いては、なんと48.8%の罹病率。治療方法も色々あるようだが、病院通いを止めることはできない。そこで注目されてたのが「ジャバラ(邪払)」という香酸カンキツ。
2001年から4年間に亘って「じゃばら果汁、果実及び商品の消費者モニター調査」が行われた。効果「大変あった」「少しあった」の回答を含めると61%であった。(和歌山県果樹試験場)
ジャバラには花粉の脱顆粒現象を抑制する機能があり、香酸カンキツ果実の中で桁違いに多くのナリルチンを含んでおり、これが作用してると考えられている。つまり、大気中の化学物質を原因とするアレルギー症状には無効だが、花粉構造の溶解を原因とするアレルギーに対しては、効果的である。よって、アレルギーの原因がどちらなのか分からない以上、試すしかないのか。試してみる価値はあるのでは。
花粉シーズンが到来する前に、毎日摂取することをおすすめ。但し加工品には、「ジャバラ」の商標登録があるので販売には注意。
*http://www.ykken.jp/14696093344578 より
ミカン属の柑橘類の1種で、ユズや九年母(くねんぼ)などの自然交雑種である。原産地は和歌山県東牟婁郡北山村。強烈な酸味と苦味を生かして、北山村が村おこしに活用している。
概要
遅くとも江戸時代の頃より北山村で庭先栽培されてきた。1979年に品種登録され、村営農場で1985年に初収穫を得た。1997年に種苗法上の品種登録は失効しているが、「じゃばら(邪払、蛇腹)」の名称は商品のカテゴリーによっては村を権利者として商標登録されているものもある。
5月頃に開花して実をつけて、11月下旬から2月上旬頃に収穫される。じゃばらの名前は「邪」を「祓う」ことから名付けられたといわれる。
種としての学名 (Citrus jabara hort. ex Y. Tanaka) の記載は田中諭一郎による。ただし、現在の分類学上、真正の種としては一般に認識されない。
日本における2010年の収穫量は119.3 トンで、県別で見ると和歌山県(北山村、紀の川市、有田郡など)の生産が100.5 トンと全国の84%を占める。次いで三重県が10.5 トンで熊野市、紀北町が主要産地、愛媛県8.0 トン(今治市、宇和島市)、静岡県1.0 トン(牧之原市)、高知県0.3 トン(四万十町)と続く。
*Wikipedia より
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