とある日に、ドライブのお誘い・・・
若いお嬢さんから、なお良いのですが・・むさくるしい、おじさん三人旅・・
勿論日帰り・・しかし、夕暮れがが早い昨今・・帰りは、多分真っ暗・・
おじさん三人が某所に集まり、出かける事に、往復440キロの旅です。
私の事務所から集合場所までの距離があるために、ナビの数値が一致しません
行き先は、大阪よりも先の兵庫県まで・・・
出かけた先は、ここです。時間通りに、現着!!!
右端に、黒い物体02の数字が読めます。
ここは、日本が誇る飛行艇の製造元それも、世界に無い性能を持った飛行艇を作っています。世界に誇れる、絶品の飛行機。
飛行機に興味がない方には、申し訳ありませんが、日本でも世界一といわれる飛行艇を作っているのです。
その会社の名前は「新明和工業」甲南工場。そもそも、この飛行艇は、飛行場にも降りられるし、
水上にも降りられます。非常に高い波の中に安全に降りられるし、上がる事可能な飛行艇。
チラリと顔を出しているのは、US-2と言われる飛行艇で、詳しくは、戦後三世代目の飛行艇に
あたります。チラリと顔を出している機体はUS-2の二号機にあたり、本来は、試験機の意味合いから青白塗装をしていましたが、
今回、その任を解かれて、正規塗装になり、試験飛行をするらしい????と情報をいただいた。
行って見ないと、なんともいえない情報????しかし行く価値と見る価値ありと!!
踏んで、兵庫県神戸市まで・・ドライブ。
当日は、私が撮影した場所も、平日に関わらず、10人以上の方が撮影、見学に見えていた。
現在この飛行艇は、武装はしていません。位置づけとして、救難飛行艇です。
日本近海で起こる、海難救助が主な任務で、運用は海上自衛隊が行っています。
神奈川県厚木基地と、山口県岩国基地に、現在は二代目のUS-1が配備されていますが、US-1が用途廃止が
近づいており、この機体と準じ、入れ替わる予定になっています。
両海上自衛隊基地とも、24時間体制で待機運用をしています。
飛行場の無い、小笠原諸島などで急患が発生すると、この機体が、空の救急車として向かいますので、
ニュースなどで、ごらんになった事もあるのでは??
飛行艇を、操縦するためには航空機のライセンスと船舶のライセンス両方が必要になります。
そろりそろりと、滑り台と言われる、場所を進んで、海の中へ・・・・
しかし、私は写真をUPして気が付きました、カメラの設定を間違えてしまいました・・・・
どこだか分かりますか????
後の祭り・・・フイルムでも撮影しましたので、こちらは、多分大丈夫だと思うのですが・・・
フイルムは出来上がってこないと、なんともいえませんが・・・・
デジタル撮影では、非常に、大きなミスをしてしまいました。
次の写真は、これは、完全な船ですね・・・!!
残念ながら、海から離れる場面は、撮影する事が出来ない場所ですので、
姿を見ただけで満足。
降りてきて、又この位置に戻る時は、撮影できますが・・試験飛行ですので、
今回は何時間も飛びますので、これで、この飛行艇の撮影は終了。
飛行艇の写真を上記4枚をUPしました。この写真どこがミスたか!!わかりましたか??
実は、シャツター速度を間違えています。すべての写真は、プロペラの回転が止まってしまっています。
後の祭り・・・・トホホです。腕の悪いのは、棚上げで・・・次回期待です。
「しかし、これだけの飛行艇は、救難以外にも、山火事等の消火用としても需要がある事から、メーカーは、
この機体で、世界に打って出ようと考えましたが、欲しいと内々に打診している事は、私ののような素人でも、
その話は届いています。今回は、シンガーポール??から打診があったようです。
しかし日本には大きな壁が・・!!
武装等が無い機体でも、政府内部の取り決めで、
ルールがしかれて居ます。それは、武器輸出三原則。
この武器輸出三原則に触れるために、この飛行艇も輸出できません。
大まかに言うと、自衛隊が装備しているものは、すべて武器、武装の部類に入るために、国産化した物は輸出できません。
今の政権与党は、友好国には、これらの物を譲渡できるように、改正すると公言しましたが、
しかしながら・・・悲しいかな、与党の定数が野党に負けているために、すぐに憲法改定反対!!憲法9条厳守の、
訳のわからん、おばさん政党に擦り寄る為に、この改正は行わない事になったようです。 悲しい事です。
おばさん政党のたわごとのような事を言っていたら、国が守れるとでも、思っているのでしょうかね???
益々、遅れを取る方向に舵をきった用です。
飛行機を作ると言うことは、車以上かも知れませんが、かなり裾野の広い産業です。また時間も必要になる。
又、一機の価格もそれなりにします。どうしても国内だけで使用するとなると、コストは非常に高額になる。
装備は二流。価格は一流????????と他国から言われた経緯もあります。
すなわち。多額の税金をつぎ込む事になってしまいます。
国を守るために、必要な投資といってしまえば、それまでですが、昨今の技術の進歩は、目を見張る物があります。
輸出するという事は、よその国の仕様にしますので、よその国の技術も入ってきます。新しい血も受け皿も必要。
一人よがりでは、何もかも、まかなうのは、無駄の温床!! 又一国だけでは、何もかも、遅れをとってしまいます。
新しい視点で切り込まなくては、無駄の排除は出来ません~!」
店長のたわ言をつぶやいてしまった。
この後、おじさん三人組は、八尾飛行場に移動。
ここは、現在、小型機専用の飛行場で、警察、消防、報道と個人の所有機、陸上自衛隊航空隊の各基地があります。
ここで、売り込みに来ている。機体があり、午後から飛ぶという事でしたので、間に合うように到着。
その機体は、この写真。
Cessna Aircrft LC41-550FG N139TT
しかし、何時まで待っても、飛びません。 もう帰ろうかと話し出した頃に、エンジンがかかりだした。
しかし、飛び上がる事は無くて、誘導路を走るだけ・・・???午前中は飛んだと聞いていたのに???
どうも、原因は、他の場所の機体にトラブルが発生して、原因確定まで、飛行停止になったようで、
デモフライトはすべてキャンセル・・ 当分八尾飛行場で、お休みのようです。
撮りたい機体は、撮影出来た事から、帰路へ・・
到着時刻は、夕方6時45分の予定。
東名阪を通って帰ります。 料金は安いのですが、非常にトラックが多い道路・・
又、覆面パトーカーの多い事・・・安全運転を心がけて、気を引き締めて運転。
予定時間に到着・・・天気に恵まれて、撮りたい飛行機は撮影できましたので、満足行く一日は、
無事終了・・・・
又、乗り物に関する珍しい情報をお寄せください。
なるべく、安くいける方法を考えて行きたいと思っています。 よろしくお願いします。