反日左翼の政治家やマスコミのように、日頃いい加減なことばかり喋っているのなら、現行不一致があっても気になりません。おのれのバカを天下に晒す国会質問をする小西議員の言葉であれば、「またやっているのかと」無視するだけです。
しかし「脱私即的」に生き、武士道精神を重んずる氏の言葉はそうなりません。氏のような人物は、たまにでもいい加減なことを言うと、致命傷になります。
迷いつ惑いつつ意見を述べている「ねこ庭」の独り言とは、訳が違います。40万人の国民が見ている【 ぼくらの国会 】での発言は、常に正論でした。戦後日本と日本人の間違いを指摘し、高い見識と武士道精神から来る「脱私即的」言論が、国民の心を捉えて離しません。しかし今回「ひろくま」さんが紹介している氏の言葉は、その夢を壊しています。回数が少ないからと言って、最もらしい韜晦を見過ごせません。
本日こうしてブログを書いている最中も、ネットでは昨日 ( 3月22日 ) の参議院での高市氏誹謗の動画が発信されています。立憲民主党の岸真紀子氏の、ヒステリックな醜い追求の映像です。小西洋之、杉尾俊哉、塩村文夏、岸真紀子と、揃いも揃って各氏は悪役ぶりを発揮し、国民の嫌悪と蔑視を一心に集めています。根拠のない下品な言いがかりで、辞任を迫る議員たちを相手にしている高市氏を見ていると、青山氏の支援の生ぬるさが目立ちます。
息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、氏の言葉の不適切さを一つ、一つ、説明します。
「 私は高市大臣を守るため、原稿を書く時間も捨てて、動きに動いています。」
氏は議員であると同時に作家ですから、執筆に際しては言葉と格闘し、骨身を削っているのだろうと思いますが、一般国民には「氏の原稿執筆」と「高市氏の国会答弁」の苦しみは比較できません。比較できないだけでなく、「こんな時に、原稿を書く時間を捨てる」のは当たり前でないかと思わされます。事実私もそう思いますし、これまで氏の発信ぶりからは、「動きに動いています」という言葉が実感として伝わりません。
「これは動きの一例です。話すべき当事者と全て直接に話し、現状の把握、過去の実例、これからの具体策など、それらを全て伝え交渉しています。」
そうであるのなら、もっと早い時期に、こういう動きをしていると、なぜ【 ぼくらの国会 】で公表しないのでしょう。具体的なことは差し障りあって言えないとしても、関係する人たちと話をしていると事実を伝えることは可能です。
「交渉の最中に、相手方の答えや動きを明かすことは絶対しません。人間としてモラルに反し、交渉そのものをダメにします。」
そういうことをすれば、交渉がダメになりますが、関係者と話をしているという事実だけなら影響はないはずです。「小西文書」の関係者とだけ言えば、何十人もいるのですから、誰が誰だか分かりません。むしろ、「ひろくま」さんの言葉通りの効果があります。
「公の場で声を出していってくれる人がいることが、いかに助けになるのかということです。非常に勇気のいることなんです。」
何度も言いますが、氏が意見を公表したタイミングはいかにも遅い。高市氏だからもっていますが、意志薄弱な議員ならとっくの昔に辞職しています。しかも氏が報告したという内容が、いかに的外れであるのか。
高橋真梨子の「五番街のマリーへ」の歌がどこからか聞こえてきます。
ネット界で噂を聞いて もしも青山氏が
今もとても評判が良ければ これ以上言わないで欲しい
ブログを続けるなという声が聞こえますけれど、次回も「ひろくま」さんが称賛する「氏の報告」内容について意見を述べます。
( 「韜晦」という聴き慣れない言葉を使っているのは、私のささやかな思いやりです。 )
どのエントリーかは、自分で探してね。 アデュー。