ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

「学びの庭」での生きた勉強 - 4 ( 青山氏の韜晦 )

2023-03-23 19:20:29 | 徒然の記

 反日左翼の政治家やマスコミのように、日頃いい加減なことばかり喋っているのなら、現行不一致があっても気になりません。おのれのバカを天下に晒す国会質問をする小西議員の言葉であれば、「またやっているのかと」無視するだけです。

 しかし「脱私即的」に生き、武士道精神を重んずる氏の言葉はそうなりません。氏のような人物は、たまにでもいい加減なことを言うと、致命傷になります。

 迷いつ惑いつつ意見を述べている「ねこ庭」の独り言とは、訳が違います。40万人の国民が見ている【 ぼくらの国会 】での発言は、常に正論でした。戦後日本と日本人の間違いを指摘し、高い見識と武士道精神から来る「脱私即的」言論が、国民の心を捉えて離しません。しかし今回「ひろくま」さんが紹介している氏の言葉は、その夢を壊しています。回数が少ないからと言って、最もらしい韜晦を見過ごせません。

 本日こうしてブログを書いている最中も、ネットでは昨日 ( 3月22日 ) の参議院での高市氏誹謗の動画が発信されています。立憲民主党の岸真紀子氏の、ヒステリックな醜い追求の映像です。小西洋之、杉尾俊哉、塩村文夏、岸真紀子と、揃いも揃って各氏は悪役ぶりを発揮し、国民の嫌悪と蔑視を一心に集めています。根拠のない下品な言いがかりで、辞任を迫る議員たちを相手にしている高市氏を見ていると、青山氏の支援の生ぬるさが目立ちます。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、氏の言葉の不適切さを一つ、一つ、説明します。

 「 私は高市大臣を守るため、原稿を書く時間も捨てて、動きに動いています。」

 氏は議員であると同時に作家ですから、執筆に際しては言葉と格闘し、骨身を削っているのだろうと思いますが、一般国民には「氏の原稿執筆」と「高市氏の国会答弁」の苦しみは比較できません。比較できないだけでなく、「こんな時に、原稿を書く時間を捨てる」のは当たり前でないかと思わされます。事実私もそう思いますし、これまで氏の発信ぶりからは、「動きに動いています」という言葉が実感として伝わりません。

 「これは動きの一例です。話すべき当事者と全て直接に話し、現状の把握、過去の実例、これからの具体策など、それらを全て伝え交渉しています。」

 そうであるのなら、もっと早い時期に、こういう動きをしていると、なぜ【 ぼくらの国会 】で公表しないのでしょう。具体的なことは差し障りあって言えないとしても、関係する人たちと話をしていると事実を伝えることは可能です。

 「交渉の最中に、相手方の答えや動きを明かすことは絶対しません。人間としてモラルに反し、交渉そのものをダメにします。」

 そういうことをすれば、交渉がダメになりますが、関係者と話をしているという事実だけなら影響はないはずです。「小西文書」の関係者とだけ言えば、何十人もいるのですから、誰が誰だか分かりません。むしろ、「ひろくま」さんの言葉通りの効果があります。

 「公の場で声を出していってくれる人がいることが、いかに助けになるのかということです。非常に勇気のいることなんです。」

 何度も言いますが、氏が意見を公表したタイミングはいかにも遅い。高市氏だからもっていますが、意志薄弱な議員ならとっくの昔に辞職しています。しかも氏が報告したという内容が、いかに的外れであるのか。

 高橋真梨子の「五番街のマリーへ」の歌がどこからか聞こえてきます。

  ネット界で噂を聞いて もしも青山氏が

   今もとても評判が良ければ これ以上言わないで欲しい

 ブログを続けるなという声が聞こえますけれど、次回も「ひろくま」さんが称賛する「氏の報告」内容について意見を述べます。

   ( 「韜晦」という聴き慣れない言葉を使っているのは、私のささやかな思いやりです。   )

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「学びの庭」での生きた勉強 - 3 ( 支援者・ひろくまさん )

2023-03-23 12:46:36 | 徒然の記

 【 メディアが報じない保守系News 】の動画主のハンドルネームは、「ひろくま」さんです。青山氏のファンの一人らしい、熱心な語り口です。一部をそのまま紹介します。

 「青山繁晴氏が、高市大臣を守るため動いてくれています。」

 「高市氏が罷免になるという情報が流れて、インドへ行く岸田首相をつかまえ、ほんとに罷免するのか確認しています。」

 「青山氏は自分のブログで、次のように述べています。」

  ・私は高市大臣を守るため、原稿を書く時間も捨てて、動きに動いています。

  ・これは動きの一例です。話すべき当事者と全て直接に話し、現状の把握、過去の実例、これからの具体策など、それらを全て伝え交渉しています。

  ・交渉の最中に、相手方の答えや動きを明かすことは絶対しません。人間としてモラルに反し、交渉そのものをダメにします。

 「ひろくま」さんは、青山氏の言葉を感激しながら紹介していますが、私は反対に気持ちが冷めます。冷める理由は後にまとめて述べますが、先ずは「ひろくま」さんの説明を紹介します。

 「ここまでハッキリと高市大臣を守ると言ってくれている議員は、青山さん以外ありません。」

 「公の場で声を出していってくれる人がいることが、いかに助けになるのかということです。非常に勇気のいることなんです。」

 「青山氏は総裁選の時も高市氏の推薦人になった人で、高市大臣を裏切っていません。そこまで言ってくれる人は、青山氏しかいませんよ。」

 「リスクのある危険なことであり、たくさんの攻撃が氏には来ていますよ。それにもかかわらず、「青山繁晴の道すがらエッセイ」というブログで取り上げ、しかも私たちに分かりやすく伝えてくれています。」

 「ひろくま」さんの説明はまだ続きますが、私の気持ちが冷える理由を述べようと思います。青山氏が武士道精神を持つというのなら、「護る会」の同志でもある高市氏を助けるタイミングをなぜ失したのでしょう。高市氏が傷だらけになるまでそばで見ていて、倒れそうになってから手助けをする・・・こんな武士道があるのでしょうか。

 「ひろくま」さんが紹介している青山氏のブログの日付は、3月19日ですが、高市氏攻撃のテレビと新聞の報道が始まったのは、3月4日です。それから15日間は、高市氏下ろしの大合唱でした。

 「義を見てせざるは勇無きなり」と、直ちに身を乗り出すのが武士と私は考えています。動画【 ぼくらの国会 】が、氏の国民に発信するメインのツールがであるのなら、もっと明確に支援を表明すべきでした。大手マスコミが高市氏下ろしの非難攻撃をしていた16日間に、氏は3月10日と3月16日のたったの二回、しかも「国有放送問題」という焦点の外れた課題として、【 ぼくらの国会 】の中で取り上げていました。

 【 ぼくらの国会 】の取り上げ時がすでにタイミングを失っていますので、「ひろくま」さんが青山氏を称賛する理由が私には理解できません。高橋真梨子の「五番街のマリーへ」の歌がどこからか聞こえてきます。

  青山さんは近い人だけど なぜか遠い人

   悪いけれどそんな気持ち 察して欲しい

 これ以上ブログを続けるなという声が聞こえます。しかし氏の座右の銘が「脱私即的(だっしそくてき)」で、「私情を捨て、人間としての使命に生きる」というのであれば、止めるわけにいきません。

 大事な氏を傷つけると知りながら、私も「私情を捨て、人間としての使命に生きる」ため、次回を続けます。( 傷つけることも、傷つけられることも嫌いな人は、次回以降をスルーしてください。  )

 「ねこ庭の」ボウフラ君から、また下記メッセージが入りました。何か急に親切になり、憎めない存在になっています。今回のハンドルネームは、「 ? ? 」です。

  ??

「学びの庭」での生きた勉強 - 2 ( 「五番街のマリーへ」 ) 2023/03/23 12:09:37

 「中韓報告書」「恣意委員長」も、有ったと思うよ。うろ覚えだから間違ってたらゴメンナサイ。
 どのエントリーかは、自分で探してね。 アデュー。
 
 
 今は忙しいので、あとで探して修正することにします。
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「学びの庭」での生きた勉強 - 2 ( 「五番街のマリーへ」 )

2023-03-22 20:28:30 | 徒然の記

 「青山氏の言葉がなぜ高市氏の支援にならないのか。というより、国を大切にする国民の期待に、なぜ応えていないことになるのかについての説明」

 今回のテーマです。息子たちには分からないだろうと思いますが、私には難しいのです。昔、高橋真梨子の歌に「五番街のマリーへ」というヒット曲がありました。

  五番街は近いけれど とても遠いところ

   悪いけれどそんな気持ち 察して欲しい

 一緒に暮らしていた娘を捨てた男が、娘が今どんな暮らしをしているのか見てきてほしいと、誰かに頼んでいる歌です。自分で訪ねていけば簡単なのに、近くの街なのに訪ねていけないという、切ない歌です。青山氏は娘でなく、私の恋人でもなく、私にそんな趣味はありません。

 私にとって青山氏は「五番街」そのものであり、その姿を「ねこ庭」で取り上げ、息子や訪問される方々へ明らかにするということに、心が痛みます。恨みも憎しみもない人物を、理屈に合わないところがあるからと人に説明する切なさは、「五番街のマリーへ」という歌の哀調と重なります。息子たちにはいっそう分からなくなったと思いますので、具体的な説明に入ります。

 氏の座右の銘は、「脱私即的(だっしそくてき)」です。一般的な言葉でなく、大学卒業後の暮らしの中で考えついたと言います。意味は、「私を脱し、本来の目的に付く」、もっと分かりやすく言いますと、「私情を捨て、人間としての使命に生きる」とでも言うのだと思います。『葉隠』を愛読し、「武士道精神」を重んじると語っています。

  【 ぼくらの国会 】中で語る氏は、「座右の銘」そのものであり、その真摯さが見る人を惹きつけます。損得を離れた意見は、日本を思う直言ですから、40万人の視聴者がいます。自民党の議員だけでなく、野党議員や官僚も見ていると言います。政府内、党内の動きだけでなく、国際政治についても、他の議員が語らない事実を伝えてくれるので、日本の現在と明日を考える貴重な情報になります。

 【 ぼくらの国会 】を発信のツールにしているだけでなく、「青山繁晴の道すがらエッセイ」というブログも書いています。今はどうなっているのか知りませんが、「青山繁晴が答えて、答えて、答える !」というネット番組も持っています。SNSやツイッターでも発信しています。

 「ネット社会の天才政治家」と私が言っているのは、こうしたツールを駆使しているところにあります。その中で特に力を入れているのが【 ぼくらの国会 】ですから、私は他のものを見ません。「高市氏への対応」が、岸田総理同様で冷淡でないかと言いましたのは、【 ぼくらの国会 】を見た意見です。

 米国在住の方が、「青山氏は頑張っていますよ」と教えて下さったのは、「青山繁晴の道すがらエッセイ」を取り上げていた、【 メディアが報じない保守系News 】というYouTubeの動画でした。

 ここからが、いよいよ今回のテーマになります。【 メディアが報じない保守系News 】青山氏について、次のように紹介しています。スペースの都合で中身は次回にしますが、動画のタイトルだけを紹介しておきます。

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「学びの庭」での生きた勉強

2023-03-21 16:22:56 | 徒然の記

 渡部氏の著作の紹介へ戻る予定が、また延びています。「ねこ庭」が「学びの庭」であり、生きた勉強の場である証(しるし)であろうと思います。

 国会での「高市氏下ろし」だけでなく、世界でも不可解な報道が発信されています。共同通信社の記事を紹介します。

 ・令和5年3月19日

   国際刑事裁判所が、戦争犯罪の容疑でプーチン氏に逮捕状

 ・令和5年3月20日

   トランプ氏が自ら創設したSNSに、自身が「21日に逮捕される」と書き込み、「抗議しろ」「国家を取り戻せ」と支持者らに訴えた

 いずれも、国際政治面のトップ記事です。目まぐるしい世界の動きがあり、書評の紹介を邪魔されますが、生きた勉強なので息子たちのため記録として残したくなります。

 「胸にわだかまる、不可解さと不快感」と題してブログを書きましたところ、自民党に失望し、意気消沈していると勘違いたしらしく、「ねこ庭」のボウフラ君が元気を取り戻し、「自民党」の悪口をまくしたてています。

 冒頭に国際裁判所が出した「プーチン氏への逮捕状」と、米国司法省が検討しているという「トランプ氏逮捕情報」を並べた意味が、ボウフラ君には理解できていないようです。どこまで本気なのかと思えるニュースが、世界に流れている状況下では、異常な「国会の小西文書騒ぎ」も驚くことでなくなります。日本政治の劣化も国際レベルで比較すれば、深刻に捉える必要もありません。自民党の代わりに共産党をと、そんな突飛な発想には逆立ちしてもなりません。

 今回は青山氏と「護る会」について、もう少し検討します。「ネット社会の天才政治家」と考え、氏と「護る会」への期待と支持は今後も変わりません。反日左翼でありませんから、否定のためでなく、支持する人間としての苦言の検討です。

 共同通信社が高市氏下ろしの記事(政治面)を書いている日にちを、もう一度整理します。

〈 令和5年3月4日 6面・政治 〉 写真入り・5段組み記事

〈 令和5年3月4日 7面・国際政治 〉 4段組み記事(紙面の4分の1)

〈 令和5年3月5日 6面・政治 〉 4段組み記事

〈 令和5年3月7日 6面・政治 〉 3段組み記事

〈 令和5年3月8日 6面・政治 〉 5段組み記事(紙面の4分の1)

〈 令和5年3月8日 6面・政治 〉 4段組み記事

〈 令和5年3月9日 6面・政治 〉 5段組み記事

〈 令和5年3月10日 6面・政治 〉 6段組み記事       【ぼくらの国会  487回】

〈 令和5年3月12日 6面・政治 〉 3段組み記事

〈 令和5年3月14日 6面・政治 〉 6段組み記事

 〈 令和5年3月14日 6面・政治 〉 4段組み記事

〈 令和5年3月15日 6面・政治 〉 3段組み記事

〈 令和5年3月16日 6面・政治 〉 3段組み記事       【ぼくらの国会  487回】

〈 令和5年3月17日 6面・政治 〉 3段組み記事

〈 令和5年3月18日 6面・政治 〉 3段組み記事

〈 令和5年3月19日 6面・政治 〉 3段組み記事      【青山繁晴の道すがらエッセー】

〈 令和5年3月20日 3面・指揮者評論 〉 7段組み記事

〈 令和5年3月21日 6面・政治 〉 6段組み記事  

 今日が3月21日ですから、共同通信社の「高市氏下ろし・扇動記事」が今も続いていることになります。米国在住の読者の方に、「青山氏は頑張っていますよ」というネットの情報 (【メディアが報じない保守系News】 ) を教えていただき、お礼のコメントをしたのは昨日でした。

 青山氏がどのように頑張っているかを、事実として確認するため、日別の記事一覧表を作り、青山氏の動画とエッセーを追加してみました。凄まじい記事の反乱に比較すると、氏の高市氏支援はお話にならないと私には思えます。叩きまくられている高市氏の援護になっているのかと、日頃の氏の言葉にも疑問を感じます。ボウフラ君は私の意見を欠かさず読んでいますが、青山氏は「ねこ庭」を知りませんから苦言が伝わらない無念さがあります。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に伝わればそれでいいと、謙虚に考えることにしています。次回は、青山氏の言葉がなぜ高市氏の支援にならないのか。というより、国を大切にする庶民の期待に、なぜ応えていないことになるのかについて説明いたします。

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胸にわだかまる、不可解さと不快感

2023-03-20 20:00:16 | 徒然の記

 「高市氏問題」に関し、胸にわだかまる不可解さと不快感が尾を引いて離れません。「小西文書」が、NHKのテレビと共同通信社の特ダネ記事として発信された日が、3月4日でした。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、事実をもう一度紹介します。

  1 .  共同通信社の記事の中での発言 ・・3月4日

  ・ 政権幹部 

  「公文書らしいが、総務省の話として処理するしかない。」

  2.   NHKテレビでの発言 ・・3月4日

  ・ 岸田総理  

    「正確性が定かでない文書について、何か申し上げることはない。」「所管の大臣に答弁させる。」

  ・松本総務大臣

  「正確性が確保されておらず、精査中です。」

  「文書作成は約8年前で、より正確性を期すために実施した平成17年の〈行政文書管理ガイドライン〉の作成前だった。」

  「内容が正確であることを前提に議論することは、難しい。」

 この時点で、「小西文書」の信頼性が不確かになっているにもかかわらず、大手マスコミは小西議員の主張が正しいものとして、高市氏攻撃の報道をしました。重要案件がひしめいている国会であるにもかかわらず、不確かな文書で連日辞任を迫られている高市氏を、総理、松本総務大臣、政権幹部某氏は、なぜ支援の手を差し伸べなかったのか。

 青山繁晴氏はなぜ、もっと的確に意見を表明しないのか ? 

  3月10日【ぼくらの国会  484回】 3月16日【ぼくらの国会  487回】

 氏は高市氏の件を2回取り上げていますが、説明の姿勢は総理、松本総務大臣、政権幹部某氏と変わらない冷淡さです。3月15日の〈 6  ( 青山氏の結論 )〉では、氏を傷つけたくなかったため、肯定的な説明をしました。しかし3月16日の【ぼくらの国会  487回】見た今は、胸にわだかまる不可解さと不快感がよみがえりました。

  信念に従い誰にでも本気で立ち向かう青山氏は、どこへ行ったのか ?

 期待している氏であるだけに、もやもやしたものが消えません。失った日本の尊厳を取り戻すためなら、基本を譲らない。中途半端な妥協や忖度をしないと、それが私の知るこれ迄の氏でした。

 『 中国人女性「私が島を買った」』のブログの時も、知っているはずの無人島の売主に言及しない不自然さが、もやもやとした割り切れなさを残しました。高市氏の件では、支援とも言えない曖昧な説明でお茶を濁しています。

 習近平氏の国賓招致反対、重要土地利用規制法制定、11宮家の皇籍復帰問題、憲法改正、スパイ防止法制定など、「護る会」の中心で党内外の反対勢力と戦っている氏が、なぜ日頃の本気を出さないのか不思議でなりません。

 本来の氏であれば、次のように言っているはずです。

 「内容の不確かな文書で、高市氏おろしをする野党は基本が間違っている。」

 「岸田総理と松本大臣は、なぜハッキリと言って国会の空転を止めないのか。」

 「書いた人間が誰なのか、総務省でわからないはずがない。国民のための政治をするのなら、関係者を国会に呼んで説明させれば済むことでないか。」

 「難問山積の国会で、らちもない話で貴重な時間をダメにすることが、国民に選ばれた政治家のすることか。政治家の使命を忘れているではないか。」

 熱い言葉で語るはずの氏が、なぜ曖昧な姿勢のままでいるのか。いつも氏が語る言葉を、私が氏に言わなければならないという矛盾した状況をなんと理解すれば良いのか。「ねこ庭」の水溜りに涌いたボウフラ君の言葉を、つい思い出します。

  「自民党に、真の愛国者など皆無だろう?」

  「愛国者・もどきは、掃いて捨てる程居るだろうが、」

【 ぼくらの国会  】を武器にして、国内外の敵対勢力と戦っている氏はどこへ行ったのか ? 全国にいる青山氏を支援する国民が、どんな思いで今回の氏を見ているのか、聞いてみたい気がします。

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たまには、笑い ( ネットのコメント )

2023-03-17 19:12:42 | 徒然の記

 小西議員のように、国会の水溜りにわくボウフラがいるように、「ねこ庭」にも片隅のどぶに涌いたボウフラがいます。いずれも雑音で共通していますが、「ねこ庭」のボウフラの方が笑わせてくれる分だけ可愛げがあります。

 品性のかけらもない悪口雑言ですが、小西氏に比べると正直者であると言う長所があります。今回も渡部氏の書評へ戻る予定を変更し、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々へ、「笑い」のお裾分けを致します。

 「ねこ庭」へ侵入するトラッカーと、どんな関係があるのか知りませんが、トラッカーの件数が増えている時は、「ねこ庭」のボウフラ君のコメントも件数が増えています。トラッカーは複数で、「ねこ庭」のボウフラ君は一匹なので、おそらく無関係なのでしょうが、奇妙に数字的相関関係があります。

 3月10日に131件に増えていたトラッカーが、3月17日18時現在突然30件に減りました。前にも紹介しましたが、ボウフラ君は共産党親派らしく、自民党を汚い言葉で批判します。時々披露したこともありましたが、こんな低レベルのコメントを志位委員長が目にしたら、迷惑すると思います。読んだ人が眉をひそめる幼稚さですから、共産党の評判が落ちます。

 しかし今回は、ボウフラ君のコメントを紹介しないと、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に「笑いのお裾分け」ができませんので、あえて紹介します。「愛国議員」と言うのは、ボウフラ君のハンドルネームです。コメントを入れるたびに違った名前にして、コメント拒否ができない工夫をしています。

  
 「自民党に、愛国者って居るのか?
日本を破壊する為の組織、天皇陛下をひざまづかせる事を公言する輩の組織とズブズブな議員だらけの自民党に、真の愛国者等皆無だろう?
愛国者「もどき」は、掃いて捨てる程居るだろうが、自民党内から「旧統一教会とズブズブの重鎮」を追い出す事すらしないのに、自党の浄化すら出来ないのに、国を護る等出来る筈も無かろう。」
 
 「土台から腐った自民党は解党して、新たな与党を頂かない限り、日本の再生は無い。時代錯誤のお花畑なアタマでは分からんかな。」
 
 発信日時を見ますと、3月17日07時24分ですから、朝早くから活動するボウフラ君です。私が発信した「ねこ庭の結論」を読んだ上でのコメントですが、中身を確認せずに発信し、読んだら自民党の批判だったのであわてて方針転換するのではないか。突然減少したトラッカーの件数と勝手に結びつけて、笑いました。
 
 早とちりをして失敗した小西氏と同じく、ろくに読まないでコメントをすると後が続かなくなります。これでしばらくは、ボウフラ君が黙ると思います。
 
 ボウフラ君は常に私の意見を否定し、軽蔑することに喜びを感じている愉快犯ですが、私はボウフラ君の意見を全部否定していません。自民党に関する批判は、一面の事実を指摘しています。一面に過ぎないことを、全部であるかのように主張するところが反日左翼らしいやり方ですが、耳を傾ける価値はあります。

 よほど慌てて書いたのか、日本語を知らない人物なのか、「新たな与党を頂かない限り、」・・・頂くと言う言葉の使い方を間違っています。

 「志位委員長に報告しておいたからな。」

 どんな方法で報告しているのか、これで私を脅したつもりになっています。ボウフラ君のように共産党を有り難がっていない私を理解できていないから、こんな脅し文句を使います。どれだけ馬鹿正直な共産党の親派なのか、語るに落ちています。笑ってしまいますが、共産党「お花畑」のボウフラ君は、いずれほとぼりが冷めると懲りずにコメントを入れてくることでしょう。

 今回は、「笑いのお裾分け」として、「 たまには、笑い ( ネットのコメント ) 」を紹介いたしました。

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「小西文書」から見える自由民主党の姿 - 7 ( 「ねこ庭」の結論 )

2023-03-16 14:04:54 | 徒然の記

 〈「小西文書」から見える自由民主党の姿  〉・・難しく考えなくても、最初に提起した下記3つ疑問点への説明が結論になります。

  1. 「戦後日本」からの脱却を阻んでいるのは反日野党勢力と言うより、自民党内にいるリベラルと呼ばれる反日議員たちではないのか  ?

  2.  彼らは、国内の反日左翼勢力を支援しているだけなのか、それとも彼らを利用し「戦後利得体制」を維持しようとしているのか  ?

  3.     自民党の議員諸氏が、高市氏支援の声を上げないのはなぜか ?

 〈 疑問点 1. への説明 〉

  「自民党内のリベラルと称する反日議員が、国の基本となる重要政策に反対しているのは事実です。「6つの談話」と外務省次官による「ハンディキャップ」外交論を推進した有力議員たち。」

  「共産党の機関紙に寄稿し、安倍元総理を批判した有力議員たちと、志位委員長に「真面目な保守議員」と誉められた議員が該当します。」

 〈 疑問点 2. への説明 〉

  「答えはイエスです。彼らは一強の自民党政治の中で作り上げた「戦後利得体制」を守るため、反日左翼勢力を利用しています。」

  「何でも反対の野党勢力とマスコミを黙認しているだけで、彼らの目的が達成されます。」

    ・「 憲法改正 ・・軍の再建   」

    ・「 皇室護持 ・・女性宮家反対、 11宮家の皇籍復帰  」

  「これが実現すると、彼らが手にしている「戦後利得」が消えてしまいます。」

  「彼らの「戦後利得」とは、前記二つを阻止したい外国勢力から来る莫大な支援金です。」

  「天皇陛下を中心に、国民が一つにまとまった時の日本を警戒する外国勢力は、自民党内の反日リベラル勢力に多額の援助をしています。」

  「多くの国民は、外国勢力の支援金が反日勢力に流れていると思っていますが、彼らは無駄金を使いません。弱小野党勢力でなく、一強自民党政権内の実力者に渡されています。」

  「外国勢力には、日本の復活を警戒する中国や韓国・北朝鮮だけでなく、米英の反日勢力がいます。」

 今回はデータと資料を紹介しませんが、陰謀論やゴシップという形でネット内に幾らでもあります。世間を騒がせたいだけのユーチューバーでありませんから、「ねこ庭」で詳しく紹介するのを止めます。

 ブログを始めた14年前は、「金権腐敗」の自民党に怒りを覚え、反日左翼の朝日新聞を定期購読していました。「学びの庭」の「ねこ庭」での「温故知新の読書」と、訪問される方々のご指導のおかけで、国際社会を知りました。

 自民党が即ち「金権腐敗」なのでなく、何党であっても、政権党になると腐敗するという現実があります。「長期権力は腐敗する」という言葉が、それを言い表しています。「政権党は腐敗する」という事実に注目すると、自民党だけを批判攻撃するのは解決策でなくなります。「金権腐敗」を肯定しているのでなく、子供のようにいきりたつ、朝日新聞的思考を止めたということです。批判攻撃し、憎しみを煽るだけでは解決につながらないと分かったからです。

 問題解決を考えていない大手マスコミは、NHK、共同通信社、朝日新聞社を筆頭に、反日外国勢力から有力政治家へ流れている資金について報道しません。もしかすると資金は、マスコミ全体に渡っている可能性もあります。彼らに報道できるはずがありません。

 これ以上横道へ入ると、本来のテーマを外れますのでここで止めますが、息子たちに伝えたいのは、腐敗するのは政権党であるから、自民党だけを批判攻撃するのは本質を外れるということです。

 従って自民党より危険で恐ろしいのは、一党独裁の共産党が政権を取った時の日本です。最も腐敗する政権が一党独裁の共産党国家であることは、かってのソ連、現在の中国や北朝鮮を見れば分かります。

 息子たちは不審に思うかも知れませんが、国際社会で他国と比較すれば、日本はそれほどの「金権腐敗国」ではありません。以前にも言いましたが、日本を考える場合、私たちには二つの物差しが必要です。「慢心した政権党の金権腐敗」を厳しく批判する物差しと、国際社会での「他国の政権党との比較」をする物差しです。

 〈 疑問点 3. への説明 〉

 「疑問点 3.  の答えは、簡単です。自民党の議員諸氏が高市氏へ支援の声を上げないのは、藪を突ついて蛇を出したくないからです。」

 「小西議員の国会質問は、いわば弱小政党の「ガス抜き」ですから、気が済むまで言わせておけば良いとたかを括っています。手に掲げている「公文書」が内容不確定だと、周知の上です。」

 「マスコミにも好きなように報道させておけば、そのうち国民に愛想を尽かされると読んでいます。」

 以上が、「ねこ庭」の結論です。息子たちが誤解してならないのは、この結論は自民党の現在を肯定しているのでないということです。共産党を筆頭に、野党が反日左翼の根なし政党である限り、自民党が政権の座を維持します。民主党の3年間で、国民は反日政権の無惨な政治を経験しましたから、彼らはもう与党になれません。

 自民党以外に日本を託せる政党がないという事実に驕り、慢心し、国民に背を向けた政治をしているのが、リベラルと称する反日政治家たちです。国を愛する国民の期待に応える政治をしなければ、日本が崩壊します。自民党の現職議員である青山氏には言えませんから、私が代わりに言います。

 ・国を滅ぼすのは根なしの反日野党勢力でなく、自民党内の反日リベラル政治家たちです。

 ・名前を知りたい人は、「6つの談話」を出した政治家と、「ハンディキャップ外交論」を信じる政治家と、赤旗に寄稿した政治家と、志位委員長に褒められた「真面目な保守政治家」のブログを読めば分かります。

 ・ゼロにする必要はありませんが、数を減らす努力、自浄努力が要ります。

 ・私たち国民は選挙の一票を行使して、自民党内の愛国の議員諸氏に協力します。

 これが具体的な、「ねこ庭」の結論です。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に伝わればそれで十分です。明日からは、渡部氏の著作の紹介へ戻ります。

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「小西文書」から見える自由民主党の姿 - 6 ( 青山氏の結論 )

2023-03-15 16:35:05 | 徒然の記

 3月10日にアップされた【ぼくらの国会  484回】の内容を紹介します。タイトルは〈  ニュースの尻尾「国営放送を作れ」〉です。メモを取るため動画を見ていますと、「小西文書」に言及しなくても、核心をついた説明をしていることが分かりました。以下、なるべく忠実に氏の説明を紹介します。

  「高市議員が総務大臣の時、突然総務委員会への出席を求められました。」

   「自民党の理事が来られ、刺激的な質問をドカンとしてくれと言われた。」

   「手続きを踏んで、総務委員会の委員となり、会議に出席しました。」

 年度が不明ですが、おそらく平成27年頃の話だと思います。委員会で、氏が総務大臣へしたドカンという質問は次です。

  「国民の中には、政府がやっていることに関する客観的な放送を望んでいる者がいます。」

  「今まで通り、政府を批判する民間放送はどんどんあって良いのですが、私が言っているのは、行政官である官僚や大臣が、政府としてはこうやっていると発表する国営放送のことです。」

 公共放送としてのNHKがあるにもかかわらず、「国営放送」の必要性を大臣に提案しているところに、青山氏のNHK批判が含まれています。民間は自由気ままな放送をしても、NHKは客観報道をすべきという筋論が言外にあります。

  「私の質問に対して、高市総務大臣の明確な答えはありませんでした。」

  「委員会の後で大臣が近づいてこられ、中々答えにくかったわよと言われました。」

 思い出話を述べた後で、現在の高市氏について語りました。

  「今、高市行政・安保担当大臣が、いわゆる〈行政文書〉で苦しい日々を送られています。」

  「3月8日に、参議院予算委員会が始まる直前に、私は藤川政人(まさひと)参議院議員の了承を得て、予算委員会の部屋に入りました。」

  「高市さんが秘書官とSPと共に部屋に入って来られた時、私は〈大臣〉と声をかけました。」

  「高市さんは私の顔を見て、なんとなく喜んでくれました。」

  「これからも堂々と意見を述べられて、負けないでください。経済・安全保障面からも、本来の任務を貫いてくださいと言いました。」

  「高市さんは、ほんらいの高市さんらしい笑顔を見せて、大臣席の方へ行かれました。」

 40分間の動画の中で、高市氏に関する部分はこれだけで、後はまた思い出話になります。

  「新藤義孝氏が総務大臣だった時、電話がありました。NHKの海外放送に関する審議会のメンバーにという話でした。」

 氏が総務大臣だったのは、平成24年の安倍内閣の時です。

  「進藤さんは、NHKの報道について、とくに海外放送について問題意識を持っておられました。」

  「例えば、韓国の慰安婦問題の実情について、嘘ですよということを全然報道しない。それを変えるためには、審議会を作るしかない。」

  「ということで、進藤さんの依頼で僕ともう一人の人がメンバーになりましたが、僕とその人を除くと、総務省が選んだ人たちはこの問題に無関心な人ばかりでした。」

  「ところが会議に出席したのは僕だけで、もう一人の人は全く出席しませんでした。ですからその人の名前を言わないのです。」

  「海外放送で慰安婦問題について述べるのなら、慰安婦は韓国人より日本人の方が圧倒的に多かったとか、軍の関与はなかったとか、それを伝えるのがNHKの使命でしょう。」

  「他の審議員の意見は、海外放送を分かりやすくするため外国語の字幕を入れましょうとか、もっと面白くするためアニメをいれようというものばかりでした。」

 省庁の主催する審議会は、メンバーの選定時から結論が見えているというのは、既に多くの人が知っていますが、青山氏の説明にやはりそうだったかと思いました。

  「総務省が中韓報告書をまとめ、私のところに持ってきましたが、その中に僕の発言が書かれていませんでした。」

 そこで氏は、総務省の役人にこの点を指摘します。

  「皆さんは会議の間、メモを取っていましたよね。私の発言を入れてください。私の発言を省かないでくださいと、強く言うと、ハイ分かりましたとなりました。」

 「報告書」の話はここで終わりですが、この「報告書」というのが、話題になっている「行政文書(公文書)」になります。氏は具体的に説明していませんが、官庁の作成文書のいい加減さをヒントとして伝えています。

 「その後この審議会は、進藤さんが大臣を交代すると無くなってしまいました。」

 気に入らない大臣が来た時、官僚たちがどのような対応をするのか語られています。NHKに厳しい高市氏は、進藤大臣と似た扱いをされ、いいかげんな「公文書」を知らぬ間に作成されました。誰が文書を書いたのか、立民の小西氏へ誰がリークしたのか言及しませんが、こんな文書で高市氏が責められるはずがないと、これが氏の結論です。

 なぜ氏は、これをいつものように明確な言葉で視聴者である国民に伝えないのか。

 最初は私も疑問でしたが、ブログの情報を検討しますと、答えが自ずから出てきました。

 「私のところには、反対意見だけでなく、誹謗中傷暴言が山のように寄せられます。全部目を通しますが、披露しません。」

 私も「ねこ庭」に寄せられる誹謗中傷暴言について氏と似た扱いをしています。披露する価値もないので、読んで無視します。つまり「小西文書」も小西氏の国会質問も、披露する価値も無いから無視したら良いと、これも氏のヒントです。

 間接的な動画でしたが、事情を知る者には、高市氏を支援する強い発信と理解できます。「青山氏の結論」がハッキリしましたので、次は「ねこ庭」の結論ということとし、次回で終了します。

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「小西文書」から見える自由民主党の姿 - 5 ( 岸田政権の対応 ? )

2023-03-14 22:09:55 | 徒然の記

 「次回は、こんな状況であるというのに、自民党の議員諸氏が高市氏の応援に声を上げないのはなぜか・・不思議なこの現象について調べてみたいと思います。」

 これが今回のテーマですが、特別のことをするわけではありません。机の上に積んだ千葉日報と、ネットの情報を整理するだけです。まず最初に、前回紹介した11件の記事の中で、自民党の議員がどのような意見を述べているのかを調べてみました。大きな扱いの記事が毎日のように続いているのに、たった1箇所、数行の記事しかありませんでした。

〈 令和5年3月4日 7面・国際政治 〉 4段組み記事(紙面の4分の1)

 「〈公平〉名目 法解釈変更試みか」「安倍政権、報道番組に不満」「どう喝」「呼応」「たんか」

 3月4日は、国内政治 ( 6面 ) と国際政治 ( 7面 ) を使い、共同通信社が特ダネ扱いで報じた初日です。貴重な情報なので、そのまま全文を紹介します。

 「政権幹部は、〈公文書らしいが、総務省の話として処理するしかない〉と漏らした。」

 これだけの文章ですが、今となっては意味のある言葉になります。岸田総理の答弁と松本総務大臣の答弁に並べて読みますと、既にこの段階で政府は「小西文書問題」の結論を得ていたことになります。

  〈 岸田総理の答弁 〉

 「正確性が定かでない文書について、何か申し上げることはない。」

 「所管の大臣に答弁させる。」

  〈 松本総務大臣の答弁 〉

 「正確性が確保されておらず、精査中です。」

 「文書作成は約8年前で、より正確性を期すために実施した平成17年の〈行政文書管理ガイドライン〉の作成前だった。」

 「内容が正確であることを前提に議論することは、難しい。」

 政権幹部が誰なのか名前が隠されていますが、3人の発言を読みますと、岸田政権が「小西文書」をどのように扱おうとしているのかが、見えてきます。

 「内容が不正確なのだから小西議員を相手にせず、言わせるだけ言わせておこう。」

 「余計なことを喋ると絡んでくる相手なので、適当に相手をしておこう。」

 「どっちに転んでも、総務省の不手際になるだけだから、相手にしない方が良い。」

 記事を読んでの推測ですが、当たらずとも遠からずと考えています。小西氏の仮定の質問より、取り組まなければならない重大事が目白押しです。

 「ウクライナ支援問題」「ロシア、中国首脳との対応策」「領空侵犯する飛行船、ドローンへの撃墜問題、」「LGBT法への対応」「財政政策転換のための日銀総裁人事」「北朝鮮のミサイル発射問題」「徴用工問題に関する韓国への対応」

 どの問題も一つ間違えば、日本の危機を招きかねませんので、「小西文書」に関わっている時間はありません。マスコミが騒ぐのでムゲにできない、というのが本音ではないでしょうか。高市氏が辞任することになったとしても、岸田総理には痛くも痒くもありません。「小西文書」のおかげで、総理の差別発言や秘書官の更迭問題が記事にならなくなったので、もしかすると岸田氏には好都合という気もします。

 推測をしたのは、昨日でした。

 「国民の皆様に、国会内での問題を何でも報告し、ともに政治を考えていきたいのです。」

 青山繁晴氏が【ぼくらの国会】の動画で、どのように伝えてくれるのかと待っていました。しかし氏は、いっこうに「小西文書問題」を取り上げませんでした。高市氏は「護る会」の所属議員であり、亡くなった安倍総理が支援していた人物ですから、無関心であるはずがありません。

 さまざまな疑問について、明確な説明がしてもらえると期待し、毎日【ぼくらの国会】を見ましたがダメでした。やっとそれらしき動画を見つけたのは、3月10日【ぼくらの国会  484回】でした。それらしきというのは、ブログのタイトルも違い、内容もほんの少し高市氏に触れただけだったからです。

 これほど大手メディアが騒ぎ、ネットの世界でも話題になっているのに、青山氏の姿勢は??でした。「ネット社会での天才政治家」である氏が、何も考えずにこうした対応するとは考えられません。次回は【ぼくらの国会  484回】を紹介しつつ、検討してみたいと思います。

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「小西文書」から見える自由民主党の姿 - 4 ( 公文書神話の崩壊 )

2023-03-14 13:48:43 | 徒然の記

 3月4日から今日(3月14日)まで、11日間の新聞記事を下記にまとめてみました。日付の変わるごとに、青色表示の文字にしました。同じ日に二つの記事がある場合は、もう一方を黒字にしています。

 記事の見出しだけを読みますと、高市氏が高圧的に否定し、小西氏が食い下がっているという図式になっています。記事の中身はまだ読んでいませんが、先にテレビの動画で岸田総理と松本総務大臣の答弁を見ていますので、共同通信社の姿勢が丸見えです。

 「正確性が定かでない文書について、何か申し上げることはない。」

 「所管の大臣に答弁させる。」

 3月4日のテレビ動画で、岸田総理が小西氏の質問を素っ気なくかわし、以後は松本総務相に答えさせています。文書が本物か偽物かの話以前に、内容の正確性がハッキリしないと総理が答えています。この時松本総務大臣も、曖昧な答弁をしています。

 「正確性が確保されておらず、精査中です。」

 「文書作成は約8年前で、より正確性を期すために実施した平成17年の〈行政文書管理ガイドライン〉の作成前だった。」

 「内容が正確であることを前提に議論することは、難しい。」

 保守系のネットで指摘されている点を紹介すると、事情を知らない息子たちにも理解ができると思います。

   ・正式文書には作成した人物の名前が書かれているはずなのに、無記名である。

   ・重要な事実なのに、電話した日時が不明であるのはおかしい。

   ・文書の配布先が、旧郵政省の関係者だけに出され、旧自治省の関係者に回されていない。つまり省内の身内だけの回覧で、全体でチェックされないまま保管されている。

   ・名前が公表できないとしても、文書作成に関わった人物が特定できないというのは考えられない。

 高橋洋一氏の説明によりますと、省庁の公文書といっても色々あり、何人かの情報共有のためのメモみたいな文書もあるから、公文書なので正しいと思うのが、間違いのもとと言います。

 「小西議員に実名を出された人は、今頃真っ青になっているんじゃないの。」

 「いい加減な文書を書いた責任を取らされ、出世の道がなくなるだけでなく、左遷でしょうね。」

 国会でこのような話ができませんから、松本総務大臣は「ただいま精査中」としか答弁できません。従って焦点は総務省の内部問題となり、高市氏の知らない話で、、小西氏も詰まらない文書をつかまされたということになります。こうした事実を全く報道せず、「高市下ろし」をする共同通信社のいかがわしさが一目瞭然です。

 NHK、共同通信社、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞は、「高市氏下ろし」にやっきになっているだけというお粗末な話です。息子たちに言います。

 「テレビや新聞社の記事を、真面目に読む必要はありません。」

 ということで、私も以下の記事を読むのをやめました。紹介するだけ時間の無駄です。テレビの報道や新聞記事の内容が知りたい人は、左翼系の動画を探せばいくらでもありますから、そちらを読まれることをお勧めします。

〈 令和5年3月4日 6面・政治 〉 写真入り・5段組み記事

  「放送法文書巡り国会紛糾」「立民小西氏〈圧力〉」「当時総務相高市氏〈捏造〉」「安倍政権下 総務省作成か」

〈 令和5年3月4日 7面・国際政治 〉 4段組み記事(紙面の4分の1)

 「〈公平〉名目 法解釈変更試みか」「安倍政権、報道番組に不満」「どう喝」「呼応」「たんか」

〈 令和5年3月5日 6面・政治 〉 4段組み記事

 「放送法解釈変更  火種に」「総務省内部文書 与野党が攻防」「立民 当時の大臣・高市氏追及」

〈 令和5年3月7日 6面・政治 〉 3段組み記事

 「首相〈報道介入当たらず〉」「元補佐官 放送法解釈紹介」

〈 令和5年3月8日 6面・政治 〉 5段組み記事(紙面の4分の1)

 「放送法文書認め異例公表」「政治的公平 解釈巡り   総務省、安倍政権下で作成」「高市氏否定、野党〈圧力〉」「〈知る権利〉阻害懸念」

〈 令和5年3月8日 6面・政治 〉 4段組み記事

 「民報関係者ら 反発強まる」「テレビ局へのけん制 」

〈 令和5年3月9日 6面・政治 〉 写真入り・5段組み記事(紙面の4分の1)

 「総務省〈捏造考えにくい〉」「放送法文書、正確性精査」「高市氏、関与全面否定」 

〈 令和5年3月10日 6面・政治 〉 写真入り・6段組み記事(紙面の4分の1)

    「解釈変更で〈報道萎縮〉」「高市氏、文書内容を否定」

〈 令和5年3月12日 6面・政治 〉 3段組み記事

    「放送法解釈変更巡り対決」「野党追及強化、高市氏反発」

〈 令和5年3月14日 6面・政治 〉 6段組み記事(紙面の4分の1)

    「高市氏に説明  可能性高い」「総務省、放送法文書巡り」「予算委、見解対立鮮明」

〈 令和5年3月14日 6面・政治 〉 4段組み記事

    「報道の自由へ〈介入〉65%」「世論調査  徴用工解決策評価57%」

 次回は、こんな状況であるというのに、自民党の議員諸氏が高市氏の応援に声を上げないのはなぜか・・不思議なこの現象について調べてみたいと思います。

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