ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

「小西文書」から見える自由民主党の姿 - 7 ( 「ねこ庭」の結論 )

2023-03-16 14:04:54 | 徒然の記

 〈「小西文書」から見える自由民主党の姿  〉・・難しく考えなくても、最初に提起した下記3つ疑問点への説明が結論になります。

  1. 「戦後日本」からの脱却を阻んでいるのは反日野党勢力と言うより、自民党内にいるリベラルと呼ばれる反日議員たちではないのか  ?

  2.  彼らは、国内の反日左翼勢力を支援しているだけなのか、それとも彼らを利用し「戦後利得体制」を維持しようとしているのか  ?

  3.     自民党の議員諸氏が、高市氏支援の声を上げないのはなぜか ?

 〈 疑問点 1. への説明 〉

  「自民党内のリベラルと称する反日議員が、国の基本となる重要政策に反対しているのは事実です。「6つの談話」と外務省次官による「ハンディキャップ」外交論を推進した有力議員たち。」

  「共産党の機関紙に寄稿し、安倍元総理を批判した有力議員たちと、志位委員長に「真面目な保守議員」と誉められた議員が該当します。」

 〈 疑問点 2. への説明 〉

  「答えはイエスです。彼らは一強の自民党政治の中で作り上げた「戦後利得体制」を守るため、反日左翼勢力を利用しています。」

  「何でも反対の野党勢力とマスコミを黙認しているだけで、彼らの目的が達成されます。」

    ・「 憲法改正 ・・軍の再建   」

    ・「 皇室護持 ・・女性宮家反対、 11宮家の皇籍復帰  」

  「これが実現すると、彼らが手にしている「戦後利得」が消えてしまいます。」

  「彼らの「戦後利得」とは、前記二つを阻止したい外国勢力から来る莫大な支援金です。」

  「天皇陛下を中心に、国民が一つにまとまった時の日本を警戒する外国勢力は、自民党内の反日リベラル勢力に多額の援助をしています。」

  「多くの国民は、外国勢力の支援金が反日勢力に流れていると思っていますが、彼らは無駄金を使いません。弱小野党勢力でなく、一強自民党政権内の実力者に渡されています。」

  「外国勢力には、日本の復活を警戒する中国や韓国・北朝鮮だけでなく、米英の反日勢力がいます。」

 今回はデータと資料を紹介しませんが、陰謀論やゴシップという形でネット内に幾らでもあります。世間を騒がせたいだけのユーチューバーでありませんから、「ねこ庭」で詳しく紹介するのを止めます。

 ブログを始めた14年前は、「金権腐敗」の自民党に怒りを覚え、反日左翼の朝日新聞を定期購読していました。「学びの庭」の「ねこ庭」での「温故知新の読書」と、訪問される方々のご指導のおかけで、国際社会を知りました。

 自民党が即ち「金権腐敗」なのでなく、何党であっても、政権党になると腐敗するという現実があります。「長期権力は腐敗する」という言葉が、それを言い表しています。「政権党は腐敗する」という事実に注目すると、自民党だけを批判攻撃するのは解決策でなくなります。「金権腐敗」を肯定しているのでなく、子供のようにいきりたつ、朝日新聞的思考を止めたということです。批判攻撃し、憎しみを煽るだけでは解決につながらないと分かったからです。

 問題解決を考えていない大手マスコミは、NHK、共同通信社、朝日新聞社を筆頭に、反日外国勢力から有力政治家へ流れている資金について報道しません。もしかすると資金は、マスコミ全体に渡っている可能性もあります。彼らに報道できるはずがありません。

 これ以上横道へ入ると、本来のテーマを外れますのでここで止めますが、息子たちに伝えたいのは、腐敗するのは政権党であるから、自民党だけを批判攻撃するのは本質を外れるということです。

 従って自民党より危険で恐ろしいのは、一党独裁の共産党が政権を取った時の日本です。最も腐敗する政権が一党独裁の共産党国家であることは、かってのソ連、現在の中国や北朝鮮を見れば分かります。

 息子たちは不審に思うかも知れませんが、国際社会で他国と比較すれば、日本はそれほどの「金権腐敗国」ではありません。以前にも言いましたが、日本を考える場合、私たちには二つの物差しが必要です。「慢心した政権党の金権腐敗」を厳しく批判する物差しと、国際社会での「他国の政権党との比較」をする物差しです。

 〈 疑問点 3. への説明 〉

 「疑問点 3.  の答えは、簡単です。自民党の議員諸氏が高市氏へ支援の声を上げないのは、藪を突ついて蛇を出したくないからです。」

 「小西議員の国会質問は、いわば弱小政党の「ガス抜き」ですから、気が済むまで言わせておけば良いとたかを括っています。手に掲げている「公文書」が内容不確定だと、周知の上です。」

 「マスコミにも好きなように報道させておけば、そのうち国民に愛想を尽かされると読んでいます。」

 以上が、「ねこ庭」の結論です。息子たちが誤解してならないのは、この結論は自民党の現在を肯定しているのでないということです。共産党を筆頭に、野党が反日左翼の根なし政党である限り、自民党が政権の座を維持します。民主党の3年間で、国民は反日政権の無惨な政治を経験しましたから、彼らはもう与党になれません。

 自民党以外に日本を託せる政党がないという事実に驕り、慢心し、国民に背を向けた政治をしているのが、リベラルと称する反日政治家たちです。国を愛する国民の期待に応える政治をしなければ、日本が崩壊します。自民党の現職議員である青山氏には言えませんから、私が代わりに言います。

 ・国を滅ぼすのは根なしの反日野党勢力でなく、自民党内の反日リベラル政治家たちです。

 ・名前を知りたい人は、「6つの談話」を出した政治家と、「ハンディキャップ外交論」を信じる政治家と、赤旗に寄稿した政治家と、志位委員長に褒められた「真面目な保守政治家」のブログを読めば分かります。

 ・ゼロにする必要はありませんが、数を減らす努力、自浄努力が要ります。

 ・私たち国民は選挙の一票を行使して、自民党内の愛国の議員諸氏に協力します。

 これが具体的な、「ねこ庭」の結論です。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に伝わればそれで十分です。明日からは、渡部氏の著作の紹介へ戻ります。

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