日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



傑作「トイストーリー」から始まって、「バグズライフ」↓、「トイストーリー2」↑、「モンスター・インク」↓、「ファインディング・ニモ」→、ついには「インクレディブルズ」↓↓...
とフルCGの進化はともかく、段々と作品の質の低下が見られると言っても仕方なかったPIXARの映画でしたが、最新作の「カーズ」Cars 、コレ久しぶりにきました!!   


「トイストーリー」または「トイストーリー2」で不覚にも泣かされた人に、お勧めしたい一品、というところまでにこの作品、仕上がっています。
ストーリー展開は読めると言えばそうですが、最後には十分に共感させるレベルまでの脚本の上にフルCGが組み立てられて、郷愁を誘います。
ここんところ無かったレベルまで到達しました。


そして今回、これまでになくいいのは、音楽です。
監修は引き続きランディ・ニューマンなのですが、Carsな世界を再現するのに、ロックを上手に取り込んでいて、彼は作曲側にまわり、いろいろなミュージシャンが登場します。

まずはオープニング。
シェリル・クロウのロックが炸裂!、つかみは十分。
シーンを盛り上げる、いい効果を上げています。

そして、特に泣かされるのが、あ・の・ハイトーンボイスで有名な(はげてしまったものの)まだ十二分に現役の名歌手の曲のシーンです。
見事な映像と伴い、思わずじ~んときてしまう出来です。
これにはマイッタ....

ということで、この映画、実は大人向けなのでは?!
観てその日にDVDが楽しみな作品って、そうありませんが、コレは再びチェックしたいシーンがいくつもあることや、ついてくるだろう特典映像も見てみたいと思わされました。
海賊もの、スパイもの、などなど夏の勝負作がたくさん公開されつつあり、どれを観るか迷うところですが、見逃してはイケナイ!という点で、今お勧めの1本です。



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