映画：魔法使いの弟子 Sorcerer's Apprentice NYで魔法使いたちが大暴れ

「大味」映画の保証マーク化している、ブラックハイマー制作（笑）


そして、全くその期待？通りの展開。

主人公たちの出会い方のいい加減さからはじまり、
各キャラの立ち具合の弱さといい、
クライマックスまでのストーリーの構成といい、
「大味」さが、てんこ盛り状態！

クソ暑さのせいでパフォーマンス低下中の脳ミソにはやさしい。
公開時期の設定の巧妙さに唸ってしまった（笑）


それじゃつまらなかったのかというと.....
個人的には、ＮＹの中心街で、魔法使いたちが大暴れしているだけで、もうご機嫌！

「魔法使い」の話しでまさか、カー・チェイスなんて全く想像していなかった。
しかも！この設定ならではのヒネリをバリバリと効かせつつ、ブロードウェイあたりでがんがん展開（写真）

そうなると、もうそれだけでニッコニコ！
カー・チェイスで、これだけワクワクしたのは久々。
ボーン３以来ではないか？

だけでなく、ウォール街の有名なシンボル 牛の像が動き出したり、クライスラービルの目立つ鉄鋼製の○○が動き出したり、ＮＹ好きが痺れるシーンがたくさん。
もうこれだけでOK。
名作「ファンタジア」がこの話の原案だが、それへのオマージュなどもあったりして憎めない。

俳優では、最近悪役づいている、アルフレッド・モリナの怪演がなかなか。
近々、007の悪役をオファーされるのは間違いない（笑）