日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



さて総括として、今回の沖縄行きで感じたこと。

一言でいうと、その「ハングリーさ」。
過去は、那覇で仕事をしても「のんびり」「マイペース」という印象だったのだけれど。
これは予想外だった。


ひとつ象徴的だったのが、中心街からちょっと離れた時によく見かけた、大手あるいは地元の学習塾。
いつの間にか教育熱が高まっているように感じた。
沖縄の中でなんとかしようというより、福岡、関西、関東に打って出ようという「意思」が強く感じられる塾の表示や広告。
街を歩く学生も、ぼっとした感じは全くなく、シャープにみえてくるから不思議。
海外への留学を避ける傾向の強くなった本土の若者世代とは明らかに違う!?

国際通りの印象が変わったのも、そのハングリーさが出ているのかもしれない。
(オキナワ感想(1)那覇初日 10年ぶりの国際通りの印象)
アジアからのお客を積極的に受け入れ、観光資源としての価値を高めようとしているのだろうか。

興南高校の優勝の喜びに湧く、沖縄県民のテレビでのコメントも以前とは違うように感じた。
ただ浮かれているだけじゃなく、「元気が出る」「はげまされた」など、前向きでしっかりしたコメントが多かったような?

そして昨日はさらに! 宮里 藍選手の「セーフウェイ・クラシック」での優勝も伝えられ、その感がさらに強まった。
世界の最前線で活躍する彼女の姿は、興南高校とは違う意味で、沖縄人、日本人に勇気を与えただろう。
スポーツでの活躍、というのはその県民性、国民性のエートスの象徴にもなったりすることをここでも再確認した。


アジアの競争の中で、迷っている感が垣間見える(ような気がする)現状の日本。
そこで、こう締めたいと思う。
ハングリーさがいい形で機能している「オキナワン・パワー」に学べ、ニッポン!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



     


 
編集 編集