10年前(もうそんなにたったのか!)にロスでの仕事後にクライアントの希望で、ゲッティ・センターに立ち寄った。
さてゲッティ・センターとは?
アメリカの石油王、J.ポール・ゲッティーさん(J. Paul Getty)が生前に集めた収蔵コレクションを公開するために設立された美術館。
まずスケールがすごく、専用モノレールで数分後、完全に未来世界。
キラキラ白く光る複数のパビリオン(と表現したい!)
かつ眼下にはロスの風景が一望に。
Calfornia~L.A. その(6)ゲッティ・センター(1) これはスゴい。
Calfornia~L.A. その(7) ゲッティ・センター(2) 思わぬデジャブー体験。
そう、この映画のゲティとは、この石油王、J.ポール・ゲッティーのこと。
そしてこの映画を観ると、このゲッティー・センター成立の謎が解けるのだ!
さて映画。
アカデミー賞で助演男優賞にノミネート、がゲティ役の クリストファー・プラマー(写真:左)
監督のリドリー・スコット(大物!)が脚本で最初にイメージしたゲティ氏像は、実はケヴィン・スペイシーだったそな!
例の事件発生を受け、急遽 クリストファー・プラマー で再撮した結果、賞ノミニーに。
その撮影期間、たったの9日間、に凄腕を感じる。
流石!CM製作上がり(笑)
始まってみると、事件当時(1973年)の頃のローマでプラマーのみならず全ての役者が躍動!
流石リドリー・スコット! 見応えたっぷり。
「お金は一銭も払わぬ」で有名な誘拐事件の経緯をドラマティックに描く。
当ブログの限界線としている2時間をはるかに超え?、2時間13分だったが、全然 OK!
これ以上書くと、ネタバレしそうなので自粛(笑)
結論:巨匠 リドリー・スコット 久々の傑作、であるとともに、ゲッティー・センター建立の謎が解けた点で、満足度高し(笑)