アカデミー賞で脚本賞にノミニー。
「アガサ・クリスティのような映画を撮ってみたい」と監督はインタビューで語ったそう。
その点でいうと、確かに全くアガサ・クリスティっぽい仕上がり、ではある（笑）
85歳の深夜、自殺した推理小説家（クリストファー・プラマー：写真センター）
だが不審な点もあり、警察は他殺のセンも追いかけ始める。
というのは、ほぼ家族全員に殺人の動機になりうる裏話が次々と発覚してくるので（笑）
義理の長男（ドン・ジョンソン）は浮気の証拠をつかまれ、遺産相続から外されかかっていた。
その長女（トニ・コレット）は、学費の仕送りを二重に受け取りが発覚し、同様の状態（汗）
エトセトラエトセトラ…
さらに誰が雇ったかは不明だが、敏腕名探偵までが登場（ダニエル・クレイグ）
（昔、名探偵登場って映画があったな…）
警察も彼の登場により一歩引き、灰色の脳細胞？（笑）敏腕名探偵の捜査が開始される。
見ている間は十分面白かった。
だがよくあるパターンで、見終わったあとは「アレとかアレ、ってあり？」(笑）
重要なキャラの一人が、○○すると○○してしまう、って 超無理スジとか。
こういう推理物で「心底 まいった！」と言わざる得ない状況に追い込まれたいのは山々。
だが、その山は極めて険しいのが現実ではある…
その点今作はそれにチャレンジしてそこそこ面白いのだから、大したものか？ ＝ 結論（笑）
