リオ・オリンピック2016 で個人メドレーで金メダル、「水の王者」となった萩野 公介(25才)
だがその後に 右肘の手術、そしてその後の不調…
これに起因しリオ五輪以降、主要な大会で優勝なし。
平井 伯昌コーチもこう言う。
「分かりました」が彼の口癖(本音を言わない)
こうして日本の元エースは、肉体的にもメンタル的にも追い込まれた。
そしてやっと「水泳がつらいです」と平井コーチに漏らし、海外を3ヶ月間放浪。
チーム平井に合流したのが、日本選手権まで3ヶ月のタイミング。
当然調子が上がるわけもなく、少しずつ上げていくしかない…
そして最後の出場権を狙える大会が目前に迫る中、1年のオリンピック延期!
当ブログ的には、この1年のオリンピック延期後の彼をもっと描いて欲しかった。
本人も言う「一年時間をもらった」でどう自分を鍛え直すか。
6月の練習再開のシーンは少しで、その後のインタビューもリモート。
まあ仕方ないか…
つい先日、同学年のライバル 瀬戸 大也 でさえも現在の苦しい心境を語っている。
「正直、自分を少し見失っている」
ただしこの苦労は彼らだけのものではなく、世界の全アスリートが今経験している。
「神様が自分のために一年くれた」くらい開き直った 萩野 公介 を見てみたい…