
ド派手な要素が揃い踏みしている一方、地味な内容(何じゃ、それ?!)
というのは、テーマが映画の「音響」の世界。
その始まりから現在まで歴史を紐解く一本。
どうド派手かというと、以下の大物監督がズラッと出演。
映画における「音響」がいかに重要かを説く。
まずす抜けて大物の2人。
・ジョージ・ルーカス = スターウォーズ第1作、地獄の黙示録(写真)ができるまで
・スティーヴン・スピルバーグ = プライベート・ライアン、ジュラシック・パーク
だけでなく、
・ソフィア・コッポラ
・デヴィッド・リンチ
・クリストファー・ノーラン
・アン・リー etc…
ド派手なメンツの一方、渋い部分は、
1927年 ジャズ・シンガー 初の本格的なトーキー映画が誕生
1941年 市民ケーン ラジオで画期的な番組を連発していたオーソン・ウェルズの集大成
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ヒッチコックの革新手法
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意外にも映画にも影響を及ぼした ビートルズ(第5のメンバー、ジョージ・マーティン!)
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こんな感じで現代までの歴史を追っていく
監督は、今作が初監督となるミッジ・コスティン(音響編集者)
実は観ているうちに、どこで観ているのかわからなくなってきた。
内容的に、SOHOあたりのミニ・シアターでかかるような内容だったので(笑)
そんな平穏な世界が早く戻ることを祈念しながら、ラストクレジットを迎えた。
結論:「映画音響」のディープな世界は、映画好きにはたまらない 痺れる内容!