
コロナ禍で リモートワーク を強いられている中、そのプラスマイナスに葛藤する日々…
ところがこの本を読んだことで、 リモートワーク の捉え方にプラスの変化が生じている!
トヨタ自動車はコロナ禍前から、テレワーク・リモートワークに取り組んできたそう。
トヨタ知見から導き出すテレワーク・リモートワーク時代の働き方。
「仕事」と思っていることの中にはたくさんの無駄があり、まずは「やらなくてもいい仕事」を思い切ってやめる(例:ハンコ、髪の書類、不必要な報告書)
それらの「たくさんの無駄」を省き、それらを「未来の投資」に振り向ける。
なるほど!
劇刺さったフレーズ(トヨタ流考え方)を以下列挙。
・「自分で考え、自分で解決する」ことが求められるのが、テレワーク時代の働き方
・テレワークでできるものと、できにくいものをきっちり見分けて、できるものに関してはしっかり進める
・時間は動作の影である。動作を改善すれば時間は自然と短くなる
・より生産性の高い仕事をするためには、上司自身が「時間や汗」ではなく「」仕事の進み方」や「成果」によって評価できるようになることが不可欠
・やることがない時は、じっとしてろ
・成果が出ない時、ただ「頑張れ」しか言えないのは「ただの応援団」
大切なのは「どうすれば成果が出るか」であり、そのためには「どうすればいいのか」を考えるのが管理職の役目
・わしの言う通りにやる奴はバカで、やらん奴はもっとバカ。もっとうまくやる奴が利口
・どんな時でも「自分の頭で考える」ことであり、そうやって自分で考え、自分で答を見つけながら仕事することで、初めて部下は成長することができる
・大切なのは「目先の速さ」よりも、時間はかかっても「知恵を出して働く人を育てる」
・答を先取りして教えるのではなく、答は部下に考えさせた上で、「それはトヨタの基本からいけば少し違うんじゃないか」などとアドバイスをしながら最後まで考えさせるやり方
・知恵は、皆平等にある。違いは、知恵の出し方が上手か下手なだけ
・「昨日より今日、今日より明日」「日々改善、日々進化」→ おっ〜当ブログのテーマと合致!(笑)
という具合!
「たくさんの無駄」を省き、それらを「未来の投資」に振り向けることが、テレワーク時代の働き方だということをしっかりと学ばせていただいた。
結論:トヨタ知見をもって、コロナ禍の正しいテレワーク・リモートワークを説く貴重な 一冊。