昨年のベスト10に入れたお気に入り映画、
フォード vs フェラーリ Ford v Ferrari 大のオトナを、あっという間に映画少年に引きずり戻すこの一本は、もはや既にクラシック!(笑)
2時間以上の映画にうるさい当ブログが、全くそれを感じなかった、怒涛の2時間32分(笑)
その余韻もあってか? 先日NHK-BS プレミアム で放送があったので、今作 を久しぶりに。
初めて観たのはいつなのか思い出せないレベル…
シネラマ映画での規格(横×3画面)で観たような気もしなくはない?
ので観たのは リバイバルでか?!?
映画の長さは2時間32分どころか、こちらはさらに長い、3時間丁度(汗)
だが 名匠 ジョン・フランケンハイマー の手腕が素晴らしく、こちらも全く長さを感じず。
そしてラスト、フィニッシュにふさわしい美しい余韻を残す、素晴らしい演出!
とことん 唸った...
で一言感想 = 先の最新のフォード vs フェラーリ流にいうと、今作は 本田技研 vs フェラーリ!
共通しているのは、宿敵はどちらもフェラーリ。
歴史的傑作は当時のモノホンのフェラーリの工房が登場する一方、最新傑作は忠実にそれを再現。
違いは、
本田技研 vs フェラーリ の舞台は、F1サーカス!
フォード vs フェラーリ の舞台は、ルマン!
本田技研 (当時)がモデルなので、こうなる(映画では ヤムラ・モータース)
そのヤムラ・モータースの 社長 を「世界のミフネ」三船 敏郎 が演じ、ハリウッド映画に初めて出演!
音楽については、こっちの 歴史的傑作 がブッチで勝ってるか…
なんたって作曲はモーリス・ジャールで、名曲中の名曲!
しかもあとでわかったのだが、この2本の映画には大きな 共通項 があった。
アカデミー賞で編集賞・録音賞・音響編集賞を獲得している、ド迫力のレースシーン。
そのテクニカル・ディレクターは、フォード vs フェラーリ の主人公 キャロル・シェルビー !
結論:最新のカーレース傑作と、カーレース映画クラシック に大きな 共通項が。
今作は、本田技研 vs フェラーリ として大いに楽しめる!