当ブログの認識によると、「外食」特に「飲み屋」は採算ラインを超えさえすれば(←ここが大変)ガバガバ儲かる商売。
このため参入障壁は低く、「類似店」「モノマネ」の類いは頻繁に発生する、そんな業界。
そんな業界が、厳しい神判に直面した…
それはいうまでもなく、コロナ禍。
この3年のコロナ禍でダメージを受けた「外食」は再び成長できるのだろうか、というテーマの一冊。
・コロナ禍を逆手に取って話題を呼んだ新興ハンバーガー店はなぜ閉業したのか…
・給食事業のシダックスの争奪戦はなぜ起きたのか…
・「食べログ」の点数を巡る訴訟の背景には何があったのか…
こうした外食業界で起きた最新の事件に迫りながら、再成長への道筋を探る「外食産業論」といった体裁。
だが読み終わってみたところでの当ブログの感想は…
・一言にいうと「覚悟が足りない」のでは?
・現状認識が甘いのでは?
というのは当ブログの認識では、「外食」特に「飲み屋」業界の構造に、決定的なヒビが入っていると感じているからだ。
大企業、特に一部上場企業では「リモートワーク」が日常化し、会社に行くことさえ「稀」なことが習慣化してしまった。
ミーティングも基本全てリモート、「人に実際に会う」は激減し 社内社外を問わず「宴会」もほぼゼロ。
その結果、当ブログにとり「外食」特に「飲み屋」へ行く習慣は「ほぼ」壊滅(汗)
さらにまずいことに、「家飲み」に慣れてしまうと気づいてしまうことが幾つも…
その気づきを以下 ×3点にまとめてみた(汗)
①「家飲み」は基本、低コスト
② だけでなく「家飲み」だとすぐ酔えるので、アルコール消費量も少なくなる
③ その結果、健康にも良い
この本を書いたのはあくまでも外食業界を重点的に取材しているライターのため、当ブログの認識しているゾーン外。
このためか、当ブログの認識しているこの決定的なヒビ?についての言及は少ない…
結論:「外食」特に「飲み屋」業界の構造に決定的なヒビが入っているという認識の当ブログにとっては、踏み込みが甘いとしか感じられない「外食産業論」