~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

知ってる曲

2010年09月03日 17時17分19秒 | ピアノ
ほかに言うことはないのか・・・というほど、9月になっても挨拶は「まだまだ暑いですね~」ばかり。
仕方ないです、ほんっとに暑いですから。
学校では運動会の練習が始まっているようですが、熱中症対策で大変。昨年の今頃はインフルエンザで大わらわでしたけど、今年は「熱中症もインフルエンザも両方警戒」なんてことにはまさかならないよね・・・(汗)。


本日、某所でシューマンの小曲を6曲聴かせていただきました。難易度としてはそこまでのものではないですけど、それぞれ興味深く、興奮気味に聴かせていただき、大変楽しい時間を過ごしました。
そこで話をしていて思い出したのですけど・・・・
先日行ったリサイタルでのこと。「子どもの情景」の曲がすすんで、<トロイメライ>にきたとき、近くにすわっていたご婦人が「あ~、この曲知ってる!」とおっしゃたわけです。独り言ではなく、隣に座っておられた方と「知ってる、知ってる!トロイメライ、そうそうトロイメライ!」とマナー的には違反音量の域、ふたりではしゃいでおられました。
マナーうんぬんはこの際おいといて・・・の話ですが、「トロイメライ」が聴けたことで、ここまで喜んでいる方がいらっしゃることに、私、少なからず感動を覚えました。
もちろん演奏はすばらしかったのですけど、おそらくそのお二方は「素晴らしい演奏だから」感激されたというよりは、「あ、知ってる曲!」ということで非常に喜んでおられた。
こういう感動に応えるためにも、やはりプログラミングというのは大事なことなのですね~。

ここで自分のことを持ち出すのはちょっとアレなんですけど、私にも、自分の思惑とは違うところで感動していただいた経験というのはちょっとだけあります。

たとえば
「幻想即興曲」・・・・いやあ、指がすごく動いて感動した~。ありがとう!!
「展覧会の絵」<バーバヤガー~キエフの大門>・・・・こんなところで、この曲を、しかもピアノで聴けるとは思わなかった
「運命(第1楽章)」・・・・コンペでこの曲を聴けるとは~!いい選曲です!(←審査員のコメント・・笑)

「運命」はコンペですけど、あとのふたつは無料のロビーコンサートみたいなところで、ふらりと立ち寄られた方が、たまたま私の演奏に遭遇した、という状況です。
いずれもよく知られた曲ではありますよね(ピアノ曲かどうかはまた別問題として)。
私は名曲好きでもなんでもないし、とくにウケ狙いで弾いたわけでもないのですけど(そもそもウケる自信がない・・汗)、「知ってる曲だ~!」という感動は、こちらが想像している以上のものなのだなあ~と特に最近思うようになりました。


「親しみ易い曲」や「子ども向けの曲」を並べることについては、いい面そうでない面両方あると私思っておりますけど、「めったにコンサートには行かない」「無料のコンサートなら行く」方々との距離がただただ広がってはいけない・・とくにアマチュアは・・・とも思います。


いろいろゴタクを並べずとも、私も「トロイメライ」は好きです。
死ぬ前に1曲弾いていいよ~と言われたら、たぶんこれ弾くんじゃないかな・・・。