今日はいろいろ用がございました。
まずは中学の参観&保護者会。
参観は自由なうえ、娘がいたので「あと10分」というときに行きましたら、別の教室での授業だったようで、結局見られず。
保護者会ですが、「高校進学について」(といっても6年一貫なので内部進学ですけど)がまず最初のお話。
どんな話かと思ったならば・・・・
「これは何人かの生徒ですが、『まったく勉強していない』ことを先生にも親にも言えないでいます。少しはやってるだろう・・とかいうことではないのです。締切ギリギリになったら提出物をやる・・・とかそういうことでもなく、『まったくやっていない、ゼロ』です。これは反抗してやらないということでもなく、明日やろう明日やろうと思っているうちに今に至ったということで、最初に提出物を出さなかったのがさほど問題にならなかったからそのままになったという・・・。そして授業もきいているふりをして実はきいてない。」
・・・・ま、まさかうちのもそのようなことになってたりなんか・・・しないよなあ・・・(汗)
そこで「親もしっかりしてくれ」というハナシになるのかと思いましたらそうでもなく、
「その子たちはおそらく高校に行けるかどうかびくびくしているはず。だからといって今までゼロのものを急にどうにかすることもできず・・・今の子どもは厳しくいうとプレッシャーでダメになってしまいますし・・・。小学校の頃、勉強ができることに自分の価値を見出していたのが、そこがまったく心の支えにならなくなった状態をなんとかしていかないといけないんですね。」ということから、
「せめて授業だけでもきちんと聞けばいいんですね。数学だけでも年間110時間あるんですから。もしなにか技術を身につけようと専門学校に行ったとすると110時間というものはかなりの分量のはず。別に『問題集を解くのが上手なおじいさんになる』のが人生の目標なわけではなく、長い一生で考えると中高の数学というのは問題を解けることがどうこうでなくて、論理的考え方ができるようになるかどうか・・が一番大事でおもしろいこと。授業をちゃんときいていれば『勉強をまったくやっていない』ことにはならないのだから、宿題はともかく、勉強することそのものを『ゼロ』にしないようにしていってほしい」
・・・・というですね、あきらかにハードルは低いのだけれど、この学校の生徒向けとして実はレベルが高いのか低いのか、一瞬では判断できないお話を伺いました。
そのあと、生活指導の先生からのお話も。
中1の時は、「オンラインゲームにハマらないように」「携帯を持たせる際に注意すること」「パソコンはリビングで使わせる」といったわりにおおらかなおハナシだったのですが、今回あきらかにレベルアップ。
〇ゲームを取り放題できるように改造した場合の犯罪性
〇裏サイトの運営がばれた場合はどうするか
〇デキル連中がやっている試験対策の秘密サイトの取り扱い
・・・などなど。
それも「こうやってこうやって、ここまでたどりついたのですが、最後パスワードがわからず私はまだ入れてません」などと、非常に熱心(?)に取り組まれており、警察と連携しての各学校の生活指導担当者のご苦労のほどがしのばれました。
今の生活指導は、服装がどうこう、喫煙がどうこう、男女交際がどうこう、などの古典的なものプラス、サイバー関係に長けていないと務まらないんですね。
・・・・なかなか勉強になりました。おそるべし、保護者会。
その後はそのまま娘を連れて某演奏会へ。
バイオリンとピアノのデュオで、ピアノの役割の非常に重い曲が半分以上を占めていたのにもかかわらず、プログラムにはピアニストの名前も写真もプロフィールも記載されていないという不思議な演奏会でした。
公共機関主催のクラシックコンサートシリーズのひとつであったにも関わらず、責任校正はなかったのでしょうか?
ピアニストとバイオリニストのタイプがあまりにも違い、また長く組んでいるというわけでもなさそうでしたので、デュオを堪能したという感じにはなりませんでしたが、それぞれのレベルは非常に高く、いい演奏であったと思うので、ちょっと残念な気がしました。
夜、ある方からメールをいただき、松本和将氏の演奏をFMで聴くことができました。
シューマン、ブラームス、ショパンというプログラム、堪能いたしました。
・・・それもですが、トークのなかで、「バンドをやっていたときは、髪にカラースプレー、化粧も・・・・してましたね」というくだりが。
・・・・さすがにオドロキましたです(笑)。
まずは中学の参観&保護者会。
参観は自由なうえ、娘がいたので「あと10分」というときに行きましたら、別の教室での授業だったようで、結局見られず。
保護者会ですが、「高校進学について」(といっても6年一貫なので内部進学ですけど)がまず最初のお話。
どんな話かと思ったならば・・・・
「これは何人かの生徒ですが、『まったく勉強していない』ことを先生にも親にも言えないでいます。少しはやってるだろう・・とかいうことではないのです。締切ギリギリになったら提出物をやる・・・とかそういうことでもなく、『まったくやっていない、ゼロ』です。これは反抗してやらないということでもなく、明日やろう明日やろうと思っているうちに今に至ったということで、最初に提出物を出さなかったのがさほど問題にならなかったからそのままになったという・・・。そして授業もきいているふりをして実はきいてない。」
・・・・ま、まさかうちのもそのようなことになってたりなんか・・・しないよなあ・・・(汗)
そこで「親もしっかりしてくれ」というハナシになるのかと思いましたらそうでもなく、
「その子たちはおそらく高校に行けるかどうかびくびくしているはず。だからといって今までゼロのものを急にどうにかすることもできず・・・今の子どもは厳しくいうとプレッシャーでダメになってしまいますし・・・。小学校の頃、勉強ができることに自分の価値を見出していたのが、そこがまったく心の支えにならなくなった状態をなんとかしていかないといけないんですね。」ということから、
「せめて授業だけでもきちんと聞けばいいんですね。数学だけでも年間110時間あるんですから。もしなにか技術を身につけようと専門学校に行ったとすると110時間というものはかなりの分量のはず。別に『問題集を解くのが上手なおじいさんになる』のが人生の目標なわけではなく、長い一生で考えると中高の数学というのは問題を解けることがどうこうでなくて、論理的考え方ができるようになるかどうか・・が一番大事でおもしろいこと。授業をちゃんときいていれば『勉強をまったくやっていない』ことにはならないのだから、宿題はともかく、勉強することそのものを『ゼロ』にしないようにしていってほしい」
・・・・というですね、あきらかにハードルは低いのだけれど、この学校の生徒向けとして実はレベルが高いのか低いのか、一瞬では判断できないお話を伺いました。
そのあと、生活指導の先生からのお話も。
中1の時は、「オンラインゲームにハマらないように」「携帯を持たせる際に注意すること」「パソコンはリビングで使わせる」といったわりにおおらかなおハナシだったのですが、今回あきらかにレベルアップ。
〇ゲームを取り放題できるように改造した場合の犯罪性
〇裏サイトの運営がばれた場合はどうするか
〇デキル連中がやっている試験対策の秘密サイトの取り扱い
・・・などなど。
それも「こうやってこうやって、ここまでたどりついたのですが、最後パスワードがわからず私はまだ入れてません」などと、非常に熱心(?)に取り組まれており、警察と連携しての各学校の生活指導担当者のご苦労のほどがしのばれました。
今の生活指導は、服装がどうこう、喫煙がどうこう、男女交際がどうこう、などの古典的なものプラス、サイバー関係に長けていないと務まらないんですね。
・・・・なかなか勉強になりました。おそるべし、保護者会。
その後はそのまま娘を連れて某演奏会へ。
バイオリンとピアノのデュオで、ピアノの役割の非常に重い曲が半分以上を占めていたのにもかかわらず、プログラムにはピアニストの名前も写真もプロフィールも記載されていないという不思議な演奏会でした。
公共機関主催のクラシックコンサートシリーズのひとつであったにも関わらず、責任校正はなかったのでしょうか?
ピアニストとバイオリニストのタイプがあまりにも違い、また長く組んでいるというわけでもなさそうでしたので、デュオを堪能したという感じにはなりませんでしたが、それぞれのレベルは非常に高く、いい演奏であったと思うので、ちょっと残念な気がしました。
夜、ある方からメールをいただき、松本和将氏の演奏をFMで聴くことができました。
シューマン、ブラームス、ショパンというプログラム、堪能いたしました。
・・・それもですが、トークのなかで、「バンドをやっていたときは、髪にカラースプレー、化粧も・・・・してましたね」というくだりが。
・・・・さすがにオドロキましたです(笑)。