今たまたま競馬ニュースにチャンネルが合ってしまい、見てましたら、いましたいました・・・
「エオリアンハープ」。
以前こちらのブログで、音楽に関係ありそうなお馬さんの名前として、
「ラヴェルソナタ」「リスト」「ピアニスト」「オペラハウス」「タイトルロウル」「チョウチョウフジン」
を載せた記憶がありますが、これも加えときましょう(笑)。
さて今日は、それなりに寝坊。その後、小さな棚とパイプ物干しとポールハンガーを娘と組み立てました。
出来上がり図のわりに工程が面倒なものもあり、時間もそれなりにかかってしまい、
気づいたら1時半。
3時からレッスンなのに~~~~(汗)
30分でありあわせの昼食を用意し、猛ダッシュですよ。
ピアノの練習どころか、本日それまでに手にしたものといえば、ネジとドライバーとくらい(殴)。
足にしたものといえば板とパイプくらい(蹴)。
それなりに音が並んできてはいるものの、いや並べば並ぶほどなんだかしっくりこない、シャブリエの1曲を持っていきました。
本来オシャレな曲のはずなんですけど、なんというんですかね・・・ダサい・・・・。フランス人もびっくり。
音が並んで少しスピードついてくると、楽譜から目を離して弾いたりもするんですが(そうしないと間に合わないとこもあるもんで)、
「あれっ」と思って楽譜を見返すと、これまで弾きなじんだ曲(おもにドイツ系)なら、クレッシェンドするようなところがディミヌエンドだったり、リタルダンドするようなところがアッチェレランドだったり、ところどころ予想を裏切られるわけです。
そういうのって単に指示に従えばいいってもんじゃないはずなので、ふつうに弾いてみてそういうふうになってしまうということはつまり、その「ココロ」がわかってないわけで、
これってつまり「振り出しにもどる」なのか~~~??って思ったりもします。
でも考えてみれば、モーツァルトとかベートーヴェンとかショパンとかなんのかんのいいながらも長いつきあいなので、予想で弾ける部分もあるはずなんですが、
シャブリエって何年のつきあい?何年ってこともないです。・・・・・正直、13歳の時、2台ピアノの曲を1曲やったきりです。あとはちょびっと聴いたことがあるくらい。
つきあってみないことには、どんなクセがあるかもわからないわけだし、一方で「長年の研究の成果を披露する」というほどのキャリアも責任もないので、
まあ「弾いてみるべし」ですね。ヒトサマに聴いていただくかどうかはまた別の問題と考えないと前に進めません(笑)。
さて、そこでレッスンの話です。
「う~ん、なんというか・・・田舎っぽい」(笑)。
そうなんですよね、それそれ。
師匠もシャブリエに詳しいとか、フランスもの大好きという方ではありませんけど、
「こう弾くからドイツっぽくなるのでは?」などなど、次々と指摘してくださいました。
それと今日うかがおうと思っていたのは、「ウナ・コルダ(左ペダル)」の踏み方。
ペダルは回数と慣れに負うところが大きいので、「こうです」と言われて「承知しました」というわけにはなかなかいかないものではありますが、
非常に高度な領域であることがわかっていても、近づきたいのが左ペダルの使い方。
ふだんは特に指示がなければ、「下手に踏むくらいなら踏まないほうが・・・」とつい避けてしまうのですが、
今回の曲はとにかく譜面上にも頻出しますし、やっぱり使った方がいいと思われるので、この際と思い、勉強しようと思っております。
目下の問題は、左ペダルを使用するときに右ペダルだけのときと重心が変わってしまう・・・ということ。
右は自分でも意識しないうちに踏んでいることも多いのですが、左はやはり「次、踏みま~す!」と準備してしまうんですよね。
そうすると、情けないことに一瞬ぐらっときます。
とくに両手交差して低い音域に右手がいっている場合、どうにも尻のすわりが悪い(笑)。
いや、尻自体は非常に立派で安定しているわけですが(殴)、それはただ据えているだけの話なので、バランスはとれてなく・・・
そういうことなどなど、レッスンでもご相談したわけですが、
無意識に踏まれるレベルの方になると、おそらくそういう相談そのものが不思議かも・・・・と思ったり(笑)。
いろいろ勉強しなければならないこと満載なので、とりあえず締切は気にせず(汗)、きっかけとして取り組んでみたいと思っています。