またまた上手な子たちがずらーっと、19人で5時間演奏するコンサートに行ってまいりました。
今日のは特定の門下ではなくて、いろいろな先生方の生徒さんが出演されてます。コンクールで良い成績をおさめたお子さんがたです。
私(&娘)は前半しか聴いてないのですけど、ほんとごちそうさまといいますか、上手な演奏ばかりでお腹いっぱいでした(笑)。
私の場合、指導者でない上、演奏曲についても自分で弾けないような曲続出なので、超アバウトな耳でしか聴いてないわけですけど、
これがなかなかおもしろいんですね。
この子とこの子は同じ先生についていそう・・・・とか、
この子は今は荒削りだけど、この先すごく変わりそう・・・・とか、
この子はなんか昔の自分の演奏に似ている(そのお子さんにとっては迷惑なことかもしれません)・・・・・とか、
全然あきません。ようは野次馬レベルの「ただの感想」でしかないわけですが(笑)。
私でさえ、今月はピアノ関係の発表会(コンサート)を数回聴かせていただいているのですが、
楽器店勤務の友人はもうそれこそ、毎週土日、朝から晩までスタッフとして聴衆として参じているので、
「上手な子どもさんの演奏を聴きすぎて、耳からなにか出てきそう」と言ってました。
お気楽な立場で聴く分には何時間だろうがかまいませんけど、
これが、アドバイザーだとか審査員の方々の場合、いくらお仕事とはいえ、一日8~10時間近く聴き続けるのは、大変なご苦労でいらっしゃると思います。
レッスンなら相互のやりとりがまだありますけど、一方通行のものを聴き続けるわけですよね。しかもずっと細かくチェックしながら。
自分で8~10時間弾き続けるほうが、楽なんじゃないかなあ・・・って思うんですけど、違いますかねえ。
弾いてるときはまだ身体動かしてますけど、聴いてるときは基本座り続けてるわけで、アドバイザーとか審査員は字も書き続けている場合が多いですし。
国際コンクールの審査員なんか、すっごくお年の方、おられるじゃないですか。何時間もすわり続けてエコノミークラス症候群とかなられないんでしょうか?(若くてもなるときはなるのでしょうけど)
演奏家はもちろんすごいと思うのですけど、
一日中朝から晩までレッスンされる先生方とか、
一日中審査等をされる先生方とか、
これもすごい!って思ってしまいます。
う~ん、仕事ってなにごとでもそんなものなのかもしれないですけど、
朝ぎりっぎりに起きて、弁当作ってゴミ出して、ハ~ってワイドショー見てるモンにとっては、世間の方々はすごすぎます。
やっぱり身体が資本でしょうか、なにごとも。。。