唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

予兆。

2013-07-31 11:18:35 | インポート
1年くらい前に戸隠神社参拝をさせて頂いた。 その時初めて、父の葬儀で話をする自分がイメージとして降りてきた。
 不謹慎ながら、自分の希望もあったかも知れない。

 その後、何度となく、頭の中に出てきて、その都度、何を言って皆さんにお礼をするのかと考えることしばしば
であった。

 実際に亡くなって、挨拶を頼まれるが断って了承してもらってからもみんなの前で話すイメージが消えなかった。
 その後も何度か依頼され、断っていたが、 火葬場で最終的に献杯の挨拶を依頼された時、自分から、じゃあ最初の挨拶をするよ。と言った。 させてもらって良かった。 あとで後悔したくなかった。


 デジャブは自分の意思で変わる。
 先日の空手大会の時、役員席で三条のハラさんから挨拶を受けた時もそうだった。自分で一度見た、と、気がついてびっくりしていたら、見た風景と違った状況になった。

  決まった運命はあるが、 人生の選択件は自分にある。


葬儀、告別式。

2013-07-31 10:45:13 | インポート

 7月24日、夕刻。実家から父が突然死亡したとの連絡を受ける。
 
  午後7時半、支度をして湯沢を出、 実家に11時半頃着いた。
 丁度、遺体が戻ってきて、奥座敷に寝かされたところだった。

 車の運転中はさすがにいつもと違う気持ちだった。 でも、不思議なことにあまり感情が揺さぶられない。
 こういう日が来ることを十分に想定しながらの 父との付き合いだったからか?

 7月26日(金) 通夜。
   27日(土) 葬儀 告別式。

 自宅に寝ていた2日間は、ほとんど 甥が線香番をしてくれた。 兄は遺体の横で寝てくれていた。

 全ての予定を終え、精進落としの前の 挨拶をする。

 
 本日は、ご会葬頂きましてありがとうございます。
 また、遅くまでお付き合い頂いましてありがとうございます。
 お陰様で、昨日の通夜、今日の葬儀告別式と滞りなく済ませることができました。
 
  ご協力頂きました、仲ノ内組内の皆様、関係者の皆様 大変ありがとうございました。

 今回は突然のことで、衝撃も大きくショックだったと思います。
 しかしながら、ここ数年は体調もすぐれず、日常生活にも支障をきたすようなこともありました。
 安らかに眠っている穏やかな顔を見ますと、今までの苦しみから解放され天寿を全うしたのではないかと思っています。
 多くの方々に、ご支援、ご協力頂き、大変有意義な、充実した人生だったと思います。 支えて頂きました皆様に本当に感謝致します。

 私個人的には、父との長い間の確執があり、思い、いい思い、悪い思い、様々な思いが胸に刻まれており、父が離れていく感じがせず、悲しさ、寂しさを感じません。 
 今後、この気持ちがどう変化してくのかを楽しみにしながら過ごして行きたいと思います。

 簡単ではございますが、精進落としを用意させて頂きました。 お時間の許す限りどうぞご歓談頂きますようお願いいたします。

 本日は、どうもありがとうございました。

心臓が心配でなので緊張することはやりたくないと、言っていたが、一緒に時を過ごすと、心臓の事などみんな忘れている。 最後に自分に回ってきた。 運命のように。 話せて良かった。 できればもっと多くの方にお礼を言いたかった。