以前、歯科医のセミナーで、、
噛み合わせが悪いと健康を害する、
老人が噛めないと寝たきりになる、
本人にやる気があって噛みあわせのきちんとした入れ歯を入れると、起きられるようになる。
と、いう話を聞いた。
ここの方はほとんどが寝たきり、そして総入れ歯で歯がない。 危ないから入れ歯は取ってある。
総入れ歯で噛む力が衰え固形物が食べられないから 流動食。
→ 飲み込む力が衰えて飲み込めないから 鼻から経管、もしくは胃ロウで栄養補給。
→ もしくは誤嚥で肺炎。
同じような課程を経て、確実に衰えて行き 亡くなっていく。 全てこのパターン。
自然界なら食えなければ死ぬが、人間は何とか栄養を入れる。 生きているはずが無いのに生きられる、その後は動けないから手足が固まりおかしな格好で寝たきりとなる。腕組して、あぐらをかいて固まっている方などは、宇宙人👽のようだ。不謹慎だが、本心。。
自然界ではありえない生き方をしている。 ある意味残酷のような気もする。
どんなに医学の力で生かそうとしても最後は食べられなくなって逝く。
自然界でも不自然界でも 結果は同じだ。
ただ、長く息してはいられる。 しかも普通はありえないような不格好で。 これは医学の進歩の恩恵とは程遠い。
本人は辛そう、意識もあやふや、面会者もなく家族が長生きを望んでいるとも思えない。 そんな状況で、
引き伸ばしに意味があるのだろうか? 財政を圧迫するという側面もある。
もちろん線引きは難しいが、あまりに不自然で誰も望まないシステムは続くはずがない。