アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「『ぴ』がない!」

2018年07月14日 | Weblog
 小1の算数の問題…
 「犬が3びきいます。2ひきかえりました。のこりは、なんびきでしょ」
 この問題には、式を書く欄と、答えを書く欄があります。
 式の欄は、「しき」と書いてあるだけですが、答えの欄には、「こたえあああぴき」と、ありました。

 男の子がパニックになっていました。すぐに私がかけつけ…
 「どうしたの?」
 「『ぴ』がない!」
 「(なにを言ってるんだこの子は?)『ぴ』がないのか?そうかそうか、『ぴ』は、どこへ行ってしまったんだろうねえ?お~い、『ぴぃ』」
 「『ぴ』がない!『ぴ』がない!」

 問題文を読んで、理解しました。この男の子は、問題文には、「3びき」と、「2ひき」しか出てこないのに、求められている答えが、「ぴき」。そりゃあ、パニックになりますよね。「ぴき」がないのに、答えに「ぴき」をつけなければならない。ドリルを作成した出版社は、子どもがそういうことでパニックになることがあるということを考えなければね。考えるはずないかぁ。
 なぬ?そんなドリルを採用した学校の責任?ドリル採用の際、「ひき、びき、ぴき」までチェックするはずないでしょ。

近づく執行の日

2018年07月14日 | Weblog
 執行まで、あと5日。手術を決断したのかって?一旦は決断し、医師の前に立ったのですが…
 「気休めにしかならないけど、神経ブロック注射をしますか!」
 「気休めにしかならないなら、脊髄に注射針を打ち込むなよっ!なめてんのか、こら!」と、言いたかったけど、とりあえず背骨をクラインダーで削られて、背割りにされて、脊柱管を削って広げる…という手術を回避できるというので…
 「は、はいっ!そ、そ、その注射で御願いいたしつかまつります。ところで、気休めってことはぁ、注射の効き目がキレたら、またこの激痛が戻るということでしょうか?」
 「そうですよぉーっ!だから、一時的な気休め」

 「(もう気休めでもいい)そ、その注射今やっていただけませんか?」
 「(あんたマジか?という表情で)いえいえ、入院していただいて、その翌日手術(神経ブロック注射の場合、手術と呼んでいるらしい)つぎの日、退院」
 「ということは、2泊3日ですか!」
 「そだねーぇ」

 そんな経緯で、神経ブロック注射という大手術の執行まで、あと5日。麻酔から覚めなかったら…。点滴に消毒液…それはないと思いますが、実際にあったのですから次がいつ起こるか分からない。不安ばかり…。
 密かな期待として、「気休めのつもりが、完治してしまう」。そういう妄想がよく生まれるもんだって?実は、テニス肘で、神経ブロック注射をしたとき、一発で完治した経験がアルのです。神経ブロック注射と、相性がいい体質だったりして。