アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

神経ブロック注射

2018年07月23日 | Weblog
 2泊3日の手術(神経ブロック注射)から、無事生還いたしました。痛みには耐えられます。何しろ、「戦後のどさくさ」の生まれですから、「痛い」などという言葉を「口に出してはならない」と、擦り込まれていますから。

 手術終了・・・だけど・・・脊柱管狭窄症の痛みは治まらない。むしろ、増幅されている。なんなんだ!
 徐々に効き目が出てくるんじゃないかって?実は、私もそれを期待しました。看護師さんに、質問してみました。
 「手術前より痛みが強いのですが、これから薬が効いて痛みが和らぐってことはありますかねえ?」
 「それはありません。神経ブロック注射ですよっ!」(この老人は何を考えてるのか!だから老人は困るといった表情)

 そんなにキッパリ言わなくても…私の2泊3日の寿命を返してほしい。お金も使ったし、「痛み」という代償も支払った。返してほしい。嗚呼。

 と、ところが、退院2日後、家族が、「歩く格好が良くなったよっ!」と。手術前は、「トピカル老人(早い話が、典型的な老人。カタカナを使わなくても良いだろうって?そ、そりゃあ、たまにはカッコつけなきゃね)」の歩行姿勢(頭を前に突き出し、背を丸め、腰を引き、ガニ股)でした。もう、痛くて痛くて、恥も外聞も、夜間頻尿も、心房細動もあったもんじゃなかった。
 今は、背筋を伸ばしても身体が痛くない。ひょっとしたら、神経ブロック注射が効き始めたのかも。
 誰だ!「あとから、効いてくることはないっ。わかったかコラ、ボケ老人!」などと言ったのは!(「わかったか」以降は言ってないけどね)

 ともあれ、入院前の痛みを10とすると、今は8ぐらい。