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アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

500mで銀、銅…これで国母くんも一安心

2010年02月17日 | Weblog
 「言論の自由の国日本」「国民総評論家」…この度の国母問題で、久々に実感しました。
 バッシングに次ぐバッシング…日本国民はやはりその誇りを失っていなかった…と、思ったら、「国母擁護論」が台頭し始め、国母選手が、「別に悪くない人」になりつつ…。スピードスケート男子500mで、長島圭一郎が銀、加藤条治が銅!国母くんへ向けられていた矛は、収められた格好になりました。

 ぶり返すつもりはありませんが…国母くんへの同情・擁護論を拾ってみると…
 尾木直樹(法政大教授):選手団の入村式への出席を自粛させたり、開会式の参加を取りやめさせる対応は全体主義的で、明らかに大げさ。これから競技に臨む選手本人のためにもならない。
 和田アキコ(歌手):褒められるものではないが、頑張ってほしい。
 テリー伊藤(職業不明):なんで国母を追い込んでいくんだろう。諸外国は、批判してない。日本だけが批判している。敵を見つけすぎですね。
 堀江貴文(元ライブドア社長):この程度(服装問題)で強制送還なんてあほかいなって思うのだが、原理主義者にはどうしても許せないことらしい。もっと温かい目で見守ろうよ。若い力をさ。服装とかは嫌なら見なきゃいいじゃん。保守的なマナーとTPOを無視して自由になるのが気持ちいいのも事実。原理主義者は絶対マゾだと思うんだよね。

 一方、責め論は…
伊藤義郎(SAJ会長):大いに不愉快。規律や五輪に対する気持ちのあり方があるはずだ。選手団としての資格がない。(SAJ会長としては)強く責任を感じている。
 やくみつる(漫画家):国母選手は本国に召還するべき。素直に謝っていればいいのに、対応がまずい(舌打ちや語尾伸ばし)。体育はよくても、知育徳育が発達していない。幼少から「調子こいた人生」を送ってきたのだろう。
 岡崎朋美(スピードスケート):代表選手でいたくないなら、この場に来なければいい。
 長島圭一郎(スピードスケート男子500m銀メダリスト):正装にはルールがある。

 毎度のことながら、学者や芸能人は、反社会的国民にウケるコメントをする。人気商売だからしょうがないかも知れないが、その言葉が日本の未来に与える影響の大きさを考えようともしない。尾木さんなど、「全体主義」という言葉を使っている。そのことのほうが、よほど大げさじゃないかな。和田アキコさんは、全日本国民から良く思われたいのだろうか…白か黒かどっちかにしろ!テリーさんには、教えてあげたいです。「日本と外国は違うんです」と…。
 ホリエモンさんには、無人島で暮らすことをお勧めしたい。TPOを考えない服装で過ごせますよ。原理主義者批判は当たらない。なぜなら、「原理主義者批判原理主義者」だから同じ穴のムジナ。

 やくみつるさんは、国母くんと橋本聖子さん(日本選手団長)の謝罪会見にあきれたらしい。橋本団長が国母くんの横で、船場吉兆の女将のように、「・・・と、言いなさい」とささやいていたという。(「頭が真っ白になって…と、言いなさい」とは、言わなかったらしい)国母は、「チェッ!」と、舌打ちしていたという。勝谷誠彦さん(コラムニスト ヘアスタイルがイマイチ決まらない人)も、このことを言っていますので事実でしょう。「反省してませ~ん」ということでしょう。叩かれてもまだ、ガリレオ・ガリレイ状態。

 全体主義とは全く違うが、国母問題は実に大きく取り上げられた。その陰でほくそ笑んでいたのは、小沢さん、朝青龍、鳩サマ…。矢面から逃れられましたから。
 バンクーバー五輪の日本選手団にかかわる良いニュースがなかったので、さながら国母くんへの集中攻撃&同情・擁護の花盛りだった。しかし、スピードスケート男子500mの銀・銅が国母くんを批判の矢から救った格好。

 国母問題で、「似合っているからいい」「カッコいい」「自覚がない」「だらしない」と好き勝手なことを言うのは自由。忘れてはならないのは、それらは核心とは離れた議論ということ。核心は、「法律を守る」「規則を守る」ということです。

 JOCには、「日本選手団公式服装着用規定」がある。
 「第2条 日本選手団に認定された者は、自覚と誇りをもって公式服装を着用しなければならない」つまり、「自覚と誇りをもった着用なのかどうか」です。これに限定しないから、国民総評論家現象が起こって、好き勝手なことを言い出す。尾木の全体主義まで出てくる。

 ロバパン、ヤマザキパンのほかにコシパンがあった!鼻ピアスなどしてしまうと、ハナクソをほじくるとき邪魔になるだろうがぁ!健全な服装に、健全な精神が宿る…

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