囮の鮎につけるハナカン
漢字で、鼻環と当て字で書いている
棒鼻環・・・棒ハナカンかな
鮎の鼻の穴に通す『わっか』(輪)
棒ハナカンとハナカンどちらが先にあったのか不明?
色々とイワレがあるハナカン!
私の釣り始めの頃は、フック付ハナカン
その後に、金属のリング・・・
銅線を8mm棒に巻きつけて、ニッパでカット
カットした切り口をヤスリで整えて、ハリスを結ぶ箇所に切り込みを入れて完成
銅線のほか、ステンレス、銀製もあった
フック式が、余りにも価格的に高かったのか?
お手製のハナカンの話題で、話が盛り上がった事もある
フック式と比べ、針の穴に引っ掛ける必要が無かったのと、手軽に自作出来たからだろう
フック式ハナカンの材料の針は、広島の縫い針
近所の針屋さんが、針先の無い状態で納品していた
フック式ハナカンの自動機械も、広島製・・・
会社には、持つところが木製
型は、金属の板を曲げて木にはめ込み式の古~い道具があった
昔は、一本ずつ指先で曲げるのだから、さぞや高価・・・
さて、ワンタッチハナカンが登場したのは、手製リング全盛期の頃
素材の線径が太すぎて、本当に通るの?と思ったのを覚えている
スプリング式の開閉式で、形状は、三角お結び!
スプリングが折れ、囮がいなくなるトラブルで、主流にはならなかった
次に、エンゼルリングという名前でマルトが発売し、爆発的にヒット
スプリングの変わりに、ウレタンチューブを使い
形状は、今でも名人が使っている単純軽量の優れもの
他社からは、色々の形状が後に出たが、大切なポイントが判らず造っているので・・・
良いものは、真似られる
さて、次の良いものを・・・・・・・