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アマゴの稚魚放流で

2014-10-02 16:18:49 | ブログ
9月28日日曜日に、日本釣振興会の放流事業で、アマゴの稚魚放流を行いました。
釣具店の店頭にある募金箱に寄付された基金からの拠出です。
海での放流は、この何年か行っており、主に定着性のあるマコガレイの稚魚放流を行っております。
亡くなった父親がお世話をしていた頃は、一生懸命チヌの稚魚放流を行っておりました。
今は、禁止です。チヌが害魚だそうです????
理由は、牡蠣の稚貝を食べるからだそうです。
では、食べられないように網で囲って保護すれば・・と簡単に思うのですが・・
チヌの害魚論には、全く賛同できません。
そもそも、海の生き物が住む領域で生業ごとをするのですから、控えるのは人間の方ではないでしょうか。
今では広島湾は、日本一と言われるくらいチヌが多い地域です。
過去の放流の賜物だと思います。
そのチヌを害魚とは、何たることでしょうか。
河川でのブラックバス害魚論は、違法に放流した外来種という事です。
チヌは、元々広島湾に生息し、釣人を楽しませるファイトある魚です。
まあ、海の事はここまでにして・・
今回は、山の清流に住むアマゴの稚魚を放流しました。
一部の方が「漁協に放流義務があるのだから放流する必要が無い・・」と何年も放流ができませんでした。
本部から来られた役員の方に、「こうこういわれているが、それなら放流募金に渓流魚は放流しませんと書きなさい」
と、発言したら・・・「そんなことは誰も言っていないし、組合があるから釣りが出来るのです・・」
あたり前の答えが戻ってきました。
その結果、今回の放流が実現できたのです。
太田川水系の西宗川へ15Kg、高山渓谷の高山川へは55Kgの稚魚を放流しました。
一匹の重さは大体15g平均です。
高山川では、2時間半かけての分散放流です。
トラックの後をついて歩きながらバケツを受け取り河原まで降りて放流。
降りることのできないポイントは、投げ込み放流です。
大丈夫かなと見ていると、一目散に岩陰に隠れていました。
人間と比べてかなり強い魚ですね。
通常は、解禁直前に成魚を放流しています。
その為、二日持つか持たないかで渓流釣りが終わる河川です。
釣人の減少が叫ばれている昨今、川での放流は必ず釣果に繋がります。
釣人確保のためには、1日の匹数制限をかける必要があります。
放流したての魚を100匹釣って、自慢する方もおられます。
エサ切りをして放流し淵に溜まっているアマゴは、釣堀より釣れます。
秋の放流は、カワウとの戦いです。
大きな淵がある河川では、カワウが舞い降ります。
木々が垂れ込めていれば、飛び立てないのでやってきません。
そのような河川には、秋の稚魚放流が良いと思うのですが・・
今は、各漁協とも予算不足で、もしカワウに、という危惧があるので放流企画に上りません。
残念ですが、カワウ駆除には今の所なすすべがないのが現状です。
さて、来年4月1日の高山川の様子が気になります。



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